過去問を扱う上でどの年代を大切にするかを決める

これまで自分に関わって下さった方はもう既にご存じかもしれない。

自分は毎年、大事にすべき「過去問の年度」を公言している。

今日はこれをテーマにする。

■履歴
2020年9月19日 校正中
❑本記事の狙い❑
「どの年代の過去問を狙い撃つかの重要性を知る」
「ピンポイントで点を取る感覚を知る」
「最終的に狙い撃つ過去問を全解説&手書き解きする」

はじめに

この電験マガジン(電験攻略研究所)を立ち上げて、小数精鋭でやるべく、告知も打たずにいる。

問い合わせが増えてしまったら、対応に追われて現在加入して下さっている方への恩返しが遅れてしまうからだ。

仕事が終わったらひたすらPCを叩くという作業をしている。

この電子書籍での動きはnote株式会社さんも動向をチェックしているし、期待してくれている。

自分はこの電子書籍で新しいことをする。

現在、加入して下さっている方が試験本番で点が取れるように設計した文章、仕組みを作る。

「アイツが書いた記事だから今日も読んでやるか」という感じで、電験2種の二次試験に大切な知識を綴っていく予定である。

ここから本テーマに繋がっていく。

大事にすべき過去問の年度

自分は今年、エネルギー管理士に挑戦した。

これは現在努めている会社からお願いされたことでもあったが、それ以上に「勉強を教えている人と一緒に走るを体現したかったから」である。

勿論、資格手当は欲しかった。(資格手当があれば、僅かながら被災地支援もできるし、自分に関わって下さっている方に参考書だってお渡しできるようになる。もし、自分が大きな駐車場を持つ力のある地主であれば多くの人を幸せにしてあげただろう。でも、実際はそんなことはないので頂いた仕事を必死に頑張って、便利なモノを作成したり自分の失敗を世の中に配信したりしている。退職時に不遇の扱いを受ける人を減らす活動をしたりしている。)

このエネ管の挑戦の中で、約15年の過去問分析をして気が付いたことがあった。

それはエネルギー管理士も電験と同様、過去問から出題されているということだ。

しかも、電験より過去問と同じ出題ケースが多いことも分かった。

そして、自分は「平成23年度か22年度」という周期予測を立てて、見事に今年の試験問題(電動機応用)を的中させることに成功した。

Twitterでは「難しい!」「難問だ!!」「試験時間内に解けるわけない」という声があったのだが、実は過去問とほぼ一緒の問題だったので解けた人は解けた。

電験3種でも同じことが言えた

自分は「電験3種攻略手順」というテーマで電子書籍を書いた。それが約2年前。

その年、5名の合格者に関わることができた。

そして、今年は「もっと具体的に試験問題を絞り込んでやる」に挑戦した。

中でも電力科目はより精度を高めてお伝えし、見事にぶち当てることに成功した。

・配電計算
・スポットネットワーク(周期+浅い質問)
・原子力(周期+2年連続出題傾向(1年目浅い質問、2年目深い質問という特性)
・避雷器
・短絡計算

約30点という大勝をした。


勿論、大手企業が大々的に告知してしまったこともあってか「火力の燃焼問題(理想空気量)を求める問題」が翌年に持ち越されることになったのは前年だった。一概には言えないのだが。

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2019年2020年の経験を経て、新たな形のオンライン塾。勉強資料を格納している。既存の塾や通信講座や特別講座以上に「基礎知識」「失敗確率を極力減らす方法」が得られる。定期的に届く配信記事をきっかけに問題を解いたり読んだりことで知識のベースアップも狙う。塾や通信講座のメリットに加えて、難化する試験対策を考慮した戦略を共有するマガジン。最近はさらに発展し、資格取得後の先の話を開拓している。

国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…

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