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「仕事やめませんか?」にノッてみた〜胃薬と共に歩んだフリーランス1年目〜

気づいたら、フリーランス2年目に突入していました。
セールスライターのまこです。

わたしのこと
2021年から副業開始。目的はもちろん収入UP。
とにかく好奇心旺盛。
Webデザインのスクールに通ったり、動画編集してみたり、ウロウロと”好き”だけで歩き続けて、今はライター。
楽しい、自由がとにかく好き。

1年目どうだったかな? とふと思い、noteに書くことにしました。

お役に立てるノウハウnoteではありません。
「こんなやつでもフリーランスやってんだ、私もできるわ」と思えるかもしれないnoteです。

仕事やめませんか?波乱の幕開け

「仕事やめませんか?」

副業を始めて半年くらい。
お世話になっているクライアントさんからの急なお誘いだった。

会社員の収入を超えていないし、

「いや、さすがに。収入が不安です」

断るの一択しかない。
ただ副業は続けていきたいという欲を全面にだした断り方をした(きがする)

でも、そこでやってきたのはまさかの変化球。

「1年間の収入保証します。全力でサポートしますので」

え、うそやん
そんなおいしい話ある?

思い立ったら即行動の私。

仕事辞めるモードに入り、ウキウキ状態。

とりあえずパートナーに相談という名の報告。

案の定「自分の中で決めてるんでしょ。やりなよ。」

言っても聞かないから、いつもこう。
でも、本当いつもありがとうございます。

すぐにクライアントさんに連絡し、職場にも退職届を提出。

夢のフリーランス! MacBook片手に”働き方を自由に”の世界へようこそ私!

まんまと「月収保証」というあま〜い話にのった私は、その後クライアントさんの起業スクールに入り、何百万の借金を背負ってのスタートになったのだ。

スクールに入るなら、仕事渡すよ!スタイル。

ただ、この起業スクールでは、ビジネスの基本のキを学べたので、結果オーライと思っている。


すべてが初めて!とりあえずなんでもやる!

2021年10月、開業〜!とお祝いムードでもなく、ただ書類をだしただけ(正しくはネットでパパッとだした)で簡単になれてしまったフリーランス。

あ〜明日から会社行かなくていいんだ〜寝れるわ〜なんて思ってのんびり過ごせると余裕モード全開。

待っていたのは経験のない仕事ばかりだった。

おっと、ちょっと待ってと言う暇なんてそこにはない。

クライアントさんからの「できますか?」に対して「はい!できます!」を繰り返す日々。

なかには勉強していたものもあれば、これからツールを覚える、なんてこともあった。

広告運用もやったけど結果は惨敗
(反応が悪いものを止めるのを忘れて、広告費垂れ流しにした)。

はじめて書いたステップLINEは、跡形もなく別のものにすり変わっていた(さすがに泣いた)。

不安で眠れない日もあったし、できないストレスで胃がキリキリ。

食欲不振……とはならず食欲だけはあったので食べ過ぎで体重増加。
(体重増加はフリーランスあるあるだと思う)

胃薬、本当に手放せなかった(いろいろな意味でね)

あれ?これがフリーランス?

もっと自由な働き方じゃなかったの?

と思いつつも、立ち止まることはできなかった。


自由とは程遠い働き方

フリーランスになったら、パソコン1台で自由に働けると思っていた私。

SNSで見るキラキラした世界はなかった。

京都旅行へ行った時も、結局パソコンは手放せなかったし、スマホもちょくちょく確認する現実だった。

TWICEのLIVEの時もスキマ時間で仕事。

勝手に思い描いていたキラキラ生活はそこにはなく、会社員の方がラクだったなってめちゃくちゃ思った。

月収保証があっても常に焦っている状態で、四六時中仕事のことばかりを考えて、夢の中でも仕事シゴトしごと。

そして、何より自分の価値がどれくらいなのか分からなかった。

スクールに入ったから、仕事をくれるのか?

それとも、私の技術で仕事をいただけているのか?

どっちなのさって聞けばよかったけど、聞けなかった。


LP制作で見えた希望

そのまま何も考えずに続けていたフリーランス。

気づいたら月収保証1年終了がすぐそこに。
(それでも営業しないビビり)

そんな時に初LP制作依頼がやってきた。

もちろん書いたことないけど、やってみたいからやります〜!
ありがとうございます〜!
がんばります〜!

意欲だけはいつもあるのよ。

勉強になるからと、クライアントさんが雇ってくれた添削の先生。

ボロクソ怒られ、呆れられ、なんとか作ったLPは、なんと1か月かかった(ライティングだけでだよ)。

・私が言っていること分かりますか?
・違いますー
・意味がわかりません

先生からいただいた呆れと怒りの声(一部)

テキストでも伝わってくる先生の呆れ具合。

私、向いていないんじゃない?と思ったことは数知れず。

デザインに至っては、まともなプロにお願いしましょうと言われ、二度とデザインしないと決めたり。(してるけどね)

初のプロからの添削は、もうやめちゃお〜逃げちゃお〜と心の折れる経験となった。


そのあとも懲りずにLPを書き続けたんだけど、書いていたら気づいたことがあった。

それは、文章に対して指摘がすくなかったこと。

構成についてはボロクソ言われたけど、それ以外は何も言われなかった。

少しずつ怒られることもなくなり、あれこれできるんやない?
謎の自信と希望が見えたのだ。

そこからセールスライターが楽しくなって、今はセールスライターと名乗って仕事をしている。


フリーランス1年目を終えて

①ラクだよ、と言える仕事ではない

本当キラキラなんてないのよ、ただがむしゃらにやっていくだけ。
とくに1年目なんてそうでしょ。

いつまでたってもラクな道はないし、ちょっとゆとりが出るくらいかなと思っている。

②とりあえずやってみる

できるかな?と考えず、とりあえずやってみる。

もちろん失敗につながったこともあるし、胃はキリキリ。

でも、やってみるって本当に大事で、やってみないと見えてこないものばかり。
確かに準備は大事だけど、限界がある。
あ、これ必要だったんだとか本当ザラにある。

もうやるしかないゾーンに入ったら無敵。
(だって私には胃薬があるから)

♪誰でも最初は初心者なんだから やったことないこともやってみよう!
(やってみよう/WANIMA)

もうひとつの心の支え

あとは、クライアントさんの役に立ちたい、困っているからと思うと「できます!」と言えるんだよね。

③やっぱり営業って大事

スキルに自信がない、という言い訳で営業してこなかったんだけどね。

でも、そうは言ってられない状況におちいった。

なんたって、先月の収入は、任天堂Switch Liteが買えるくらい。

たまたま仕事が途絶えたことでこの金額だったけど、さすがに焦った。

ひとつのところに依存するってほんっっっとうに怖い。


ようやく焦って、今は営業コミュニティに入っている。

ここまできてコミュニティ!?と思ったでしょ。
でも、そのくらい営業が苦手で、その環境に入らないと無理だと思ったからなんだよね。

とりあえずやってみよう精神は営業にも使えるようになるのが、2年目の目標。←


最後に

長々と読んでいただきありがとうございました。

フリーランスって大変な世界だけど、ほんのちょっとの勇気で飛び込んでしまえばどうとでもなります。(胃がキリキリもセットでついてくるよ)


P.S.本文の中に「胃薬」の文字は何個あったでしょ〜〜か!?

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