見出し画像

【製図試験】超おすすめ!ウラ指導の後半戦一発逆転模試!

こんにちは、macoです。
令和2年の一級建築士の学科試験に独学3か月で合格し、その勢いで製図試験も突破。ストレート合格しました!
学科試験に3か月で合格したスケジュールはこちら
製図試験にストレート合格したスケジュールはこちら

この記事では、教育的ウラ指導さん(以下ウラ指導)が主催している後半戦一発逆転模試についてご紹介したいと思います。
※私自身はウラ指導の関係者ではありません。後半戦一発逆転模試と本試験後のユーザープランニング(インターネット上の再現図面展)の利用者です。

この模試は本当に受けて良かったです。超おすすめです。
迷っているなら、ぜひ受けてみてください。
この模試を受けていなかったら、合格できなかったと思います。
それくらい私にとっては超有益な模試でした。

後半戦一発逆転模試ってどんな模試?

この後半戦一発逆転模試(以下ウラ模試)は令和2年9月下旬に開催されました。
課題を事前にダウンロードして印刷し、自分で時間を計測して受ける通信の模試でした。
以前は対面式で模試を開催していたようですが、令和2年はコロナの影響もあり、オンラインのみでの開催となりました。

金額は15,400円(税込)でした。
問題文は無料で公開されており、添削・他の受講生の図面の閲覧・掲示板の利用・模範解答等を見る場合は参加費用を払うことになります。
模試のみの申し込みもOKなので、他の資格学校に通学中の方も是非検討してみてください。

私は時間が合わずに参加できなかったのですが、ZOOM機能を利用した手元を映して行う一斉受験(タイムアタック)も開催していました。
その様子を10倍速した動画がYouTubeにもアップされていますので、気になる方はチェックしてみてください。
↓クリックでウラ指導のブログに飛びます。リンク先ページの一番下にYouTubeのリンクが貼ってありますので、そちらからどうぞ。

私は後半戦のウラ模試を受講しましたが、ウラ指導では前半戦一発逆転模試もあり、そちらは6月に開催されるそうです。
興味のある方はそちらも是非チェックしてみてください。

ちなみに私は、先輩合格者であるちゃこさんのこちらの記事を読んでウラ模試を受講することを決めました。

良かった点①:他の受講生の図面とランクが見れる

ウラ模試の最大の特徴は他の受講生の図面とランクが見れるということです。
ウラ指導の通信講座を受講している方にとっては当たり前かもしれませんが、大手資格学校に通学していると他の人の図面を見る機会って意外と少ないんですよね。
見たとしても数人程度だと思いますが、令和2年のウラ模試では300人近い受講生の答案を見ることができました。
添削内容やランクも見れるため、非常に勉強になりました。

そもそも一級建築士の製図試験は相対評価の試験なので、一緒に受験する他の人のレベル自分の立ち位置を把握することが大切です。
また、問題文で求められたものに対して、自分以外の受験生がどのような解釈をしたのか?ということを知ることもとても重要だと思います。

私自身の模試の結果はランクⅣだったのですが、ランクⅠを取った方のアプローチ、コアの位置、大きい室を配置した位置、ローカの通し方などを参考にしました。
エスキスのうまい受講生も沢山いますし、自分が諦めたパターンのエスキスでうまく収めている方の図面はとても勉強になりました。

良かった点②:専用の掲示板で講師や受験生と意見交換できる

ウラ模試受講生が使える専用の掲示板があり、課題に関係することであればなんでも自由に質問や意見交換できます
質問に対してはウラ指導の荘司先生が丁寧に回答してくれます(丁寧すぎて心配だったくらい)。

受講生同志のやり取りもあり、令和2年のウラ模試では「課題文から読み取るアプローチの取り方」についていろいろな意見が出ていました。
課題分の読み取りでどこが重要だと思ったのか?なぜ重要だと思ったのか?といったことを意見交換する場は貴重でした。

良かった点③:問題の質が良かった

資格学校の課題は、受講生になるべく多くのバリエーションを経験させるためか、ちょっと(かなり?)突飛な問題もでます(特定のスパン割を採用しないと解けない問題とかね)。
沢山の課題に触れていろいろなやり方を学ぶという意味では良いのですが、本試験の問題文の雰囲気とはだいぶ違います。

その点、ウラ模試の問題は実際の本試験に近い問題だと感じました。
アプローチをどちらから取っても解ける、比較的自由度の高い問題で、要求室や要求施設についても、どの方角に置いてもランクⅠを取れる問題だったと思います。
もちろん、プランの多数派・少数派はありますが、少数派になったとしてもきちんと条件を満たしていればランクⅠを取れる構成になっていました。

製図試験はまさしく「条件さえ満たしていればどのようなプランでも合格できる」試験なので、問題の質が本試験に近いと感じました。
さすが、課題及び解答例の質の高さは日本一と自負していると言い切るだけのことはあるなと感じました。

良かった点④:自分の弱点・強味に気付けた

私はほとんど日建学院の問題しか解いたことがありませんでした。
日建学院での課題ではいつもC(良くてB)だったのですが、さすがに一発アウトのD評価はほとんど無かったんです。
ですが、ウラ模試では問題文の読み飛ばし勘違いを連発してランクⅣでした。
試験まであと2週間しかない9月末の模試でランクⅣだったので、かなり落ち込んだのですが、このタイミングで痛い目にあっておいて本当に良かったです(痛すぎて、5日間くらい立ち直れませんでしたけど、、、)。

ランクⅣの理由としては、道路斜線抵触、歩行経路の間違い、EV1台欠落、車寄せの欠落、ゾーニングが不明確、屋根の書き忘れでした。
今考えても酷い、、、。試験2週間前でこんな状態だったので、絶望しました。

道路斜線抵触は法規をきちんと理解できていなかったということですし、この時はまだ、階段から最も遠い位置の歩行経路の見つけ方も身についていませんでした。
EVの欠落については、資格学校の課題に慣れすぎていて思い込みをしてしまい、欠落させてしまいました。
車寄せは課題文で読んでいたにも関わらず、エスキス時に抜けてしまいました(作図前のチェックが甘い)。
エスキスが苦手だったので、このくらいの時期でもまだゾーニングがぐちゃぐちゃで、屋根については最後のチェックが全く取れず、書き忘れてしまったままタイムアップとなりました。

ここまでボロボロではありましたが、収穫もありました。
まずきちんと完図できたことです。また、この模試ではエスキスをまとめるのに時間が掛かってしまい、エスキスのデッドラインである2時間30分を大幅にオーバーしてしまいました。
ですが、そこから一気に記述を仕上げ、一心不乱に作図したことで何とか完図させることができました。
追い詰められても、なんとか図面を仕上げることができるという強みを知ることができました。
そして何より、記述が40分を切れたので、記述はかなり早い方だという自信になりました。

ウラ模試は9月下旬に開催されたので、本試験までは日数も残り少なかったですが、この模試での失敗を活かして修正・強化がギリギリ間に合いました。

良かった点⑤:ウラ模試受講生限定のオンラインイベントが最強だった!

ウラ模試後に、ウラ模試受講生限定ZOOM(ウェビナー)を使ったオンラインのイベントがあったのですが、これがもう最強でした!

ウラ模試受講生の中から選ばれた3人の方が、荘司先生と対話形式で模試で作成した答案についてディスカッションをしていくイベントだったのですが、これがめちゃくちゃ勉強になりました!!!

このイベントに選ばれた3人の受講生は、ウラ模試のランクⅠの方が1人ランクⅣの方2人でした(プランニングという点では全員、ランクⅠのプランニングをしていた受講生だったそうです)。

デイルームの位置・居室の位置・アプローチの取り方などはそれぞれ違いながらも、3人とも合格できるプランニングを作っていました。
たとえ少数派だとしても条件さえきちんと満たしていれば生き残れる、ということが知れたのは大きな収穫でした。

自分以外の受験生どのような思考でエスキスを行っているのかを知ることができ、特にコアの位置の決め方は三者三様で、大変参考になりました。
合格を勝ち取るための考え方に触れることができる素晴らしいイベントだったと思います。
このイベントは10月5日に開催されたので、本試験直前ではありましたが、時間を作って視聴して本当に良かったです。

4つ目のリンク先にイベントの様子が分かる2分半程度の動画が貼られています。
また、荘司先生の執筆しているブログのこの辺りを読むと、このイベントにどのような意図が込められていたかが分かると思います。

令和3年もウラ模試後にこういうイベントやるのかな?
荘司先生!お忙しいのは承知ですが、是非とも毎年開催してあげてください~!!!
ウラ模試受講生の合格率アップするんじゃないでしょうか?(個人の感想です)

まとめ

ウラ模試は日建学院の模試と日程が近く、受けるかどうかかなり悩みましたが、結果受けて大正解でした!

ウラ指導さんの回し者のようになってしまいましたが、あくまで一利用者として感じたことを率直にご紹介してみました。
令和3年以降はどのような形式で模試が行われるかは分かりませんが、後半戦一発逆転模試は受けて損はないと思います。
受講するかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。

あなたの合格を心から応援しています!


■macoってどんな人?

■製図試験当日の様子

■Twitterはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?