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【転職】高卒・文系・元工場員(7年半勤務)の僕がIT業界に転職した結果…2

こんにちは、マックです。

前回の転職体験記の続き?詳細?を書いていきます。

さて、いきなりですがみなさんにはメンターとよべる存在はいるでしょうか?

「メンター」 仕事上(または人生)の指導者、助言者の意味。

僕には本当に出会えてよかった人がいます。僕が勝手にメンターだの恩師だの読んだり思ってるだけで当人はどんなふうに思ってるかわかりませんが笑

その方(あだ名がじーさん)とは僕が部署を移動した際に出会いました。

当時の部署のメンバーはみんなノリが合ってすぐに仲良くなれました。

また僕が隣の部署に移動する事になってしまったのですが、じーさんとは休憩スペースが一緒だったのでいつもお昼を一緒に食べていました。

基本しょうもない掛け合いを淡々とするだけでしたが、なんの代わり映えもない会社の日常で唯一の楽しみがお昼でした。

ある時、僕が移動した先で理不尽に晒され、転職したいけどどうすればいいかわからなくて毎日愚痴をいったり弱音を吐くようになったときいつもじーさんは親身に相談に乗るというよりは訳のわからないことをいっていました。

「白熊のことは考えるな」

「馬を水辺に連れてくことはできるけど、飲むかどうかは馬が決める」

「怒りは道具」

僕は愚痴を聞いて欲しいのにじーさんはずっとこんなことをいっては意味を教えてくれず、僕はもやもやしていました。

ある日、これらの言葉のいくつかは

「嫌われる勇気」(岸見一郎と古賀史健の共著による、アルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を解説した書籍)

の内容であることを教えてくれました。

転職は決意したものの、何からはじめていいかわからない状況で、この状況が改善するならできることはとにかくやってやるという気持ちでした。

その日の帰りに漫画とソフトテニスマガジンと文房具しか買いに行ったことない本屋に向かい「嫌われる勇気」を即購入。(さすがベストセラー、常にトップ10の棚に陳列されていたのですぐにわかった)

内容は数行で簡潔にまとめることができるほど簡単なものではなく、

「全ての悩みは対人関係からくる」「課題の分離」「他社貢献」「今を生きる」など当時の自分にはまったく考えの及ばない生き方が記されていました。

おばかながらも、素直さだけは人一倍あったので読破した後すぐに実践にうつすことで当時鬱になりかけ(自己診断)だったのがかなり改善されました。

本を読んでいる人とそうでない人は見えてる世界の広さが違うことがわかった僕はこの日から転職に関する本、文章の書き方に関する本、学習法に関する本、自己啓発本など様々なジャンルの本を読み始めました。

昼休憩中も、休みの日も、電車の中も。

どの業界に行っても理解できない人や自分とは考え方が真逆の人は必ずいるわけで、いちいち怒ったり気にしたりしてたらキリがありません。

読書をして考え方やものの見方が広がり鷹揚な態度で日常を過ごせるようになりました。

一度思考をめぐらせて発言するようになり、周りの人からも雰囲気が大人になったねと言ってもらえることも多くなりました。(嬉しい)

本当に本を読むことを諭してくれたじーさんにはいまだに感謝感激レインストーム。

じーさんにここでお礼をいっておきたいです。

本当にありがとう。

※次回予告の恩師との別れは、盛りました。この時点ではまだ全然一緒に昼飯くってメッツコーラ飲む人をメッツァーとかいって遊んでます。本当にすいませんでした。


そしてある出会いが一気に僕の転職活動を加速させる事になります、、、

次回 「人生を変えるのは案外軽く挨拶するくらいのヤツだったりする」

デュエルスタンバイ!!

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