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9月18日(日)に、カイシングループが特別協力をしている菊池道場による全国授業バトルが開催されました。全国から6名の教員が初対面の子どもたちに授業をしました。
私は審査員として参加させていただきました。

子どもたちの学級も、会社の職場も、同じ共通点はたくさんあります。

リーダーシップを発揮しているか。協力し合っているか。気配りや目配りができる。問題をチームで解決できるか。それぞれ意見 
を持ちそれを発表できるか。人の話をしっかり聞けるか。議論しながら物事を決めて進めていけるか。

菊池道場という教育団体は、「公に通じる子どもを育てる」ことを一つの軸にした教育を進めています。そして、驚くことに、菊池道場の先生たちが指導した学級は、そこらへんの企業の会議よりも、活発な議論を行えるだけのコミュニケーション力とチーム力を育んでいます。

なぜそれができるのか、その秘訣は、一人ひとりの自信を育てていることにあります。

人は自信がなければ、自分の考えを持つこともできませんし、ましてやそれを人前で話すことなど到底できません。自分の考えがなければ自分から行動することもできません。当然ながら、困難な問題に挑戦しようと思うはずありません。

人が育つキーワードの一つは、「自信を持たせること」です。

せっかくですから、菊池道場の先生たちがどうやって子どもに自信を持たせているかを紹介します。

1)一人ひとりの小さなことを褒める
2)クラス全体を褒めることで集団の空気を高める
3)自信がないときは、失敗しないよう成功体験を用意する
4)自信がついてきたらハードルを用意してさらに成功体験を用意する
5)クラスメイト同士で良いところを見つけさせフィードバックさせ合う
6)教師が児童一人ひとりと交換ノートを用いてプラスの対話をする
7)本人の得意なことをする機会を用意する
8)自分たちがやってきたことできたことを振り返らせる
9)個人とチームを共通のポジティブな言葉で価値づけしあう
10)子どもたちに行動指針をつくらせる

一つ一つを細かく見ると膨大な量になりますので割愛しますが、これだけ書いても企業で活用できる点が多々あることがわかります。

ピンとこない方もいるかもしれませんが、少くなくとも、私が見てきた「いい会社」とは共通する要素が盛り沢山です。

みなさんは、社員、部下、後輩、仲間に自信をつけさせる取組をしていますか?

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