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失敗しない転職をするには

転職の失敗の一つに、転職によってキャリアップではなくキャリアダウンをしてしまうケースが多くあります。

なぜ、キャリアダウンをしてしまったのか。
パッと思いつく限りで、キャリアダウンの要因は以下のものがあります。

①自分の求めていることが明確にわからず何となくで転職をしてしまった
②未経験者歓迎や〇〇候補募集という表記に期待して就職したが、実態は思うように活躍できなかったり、なかなか予定のポジションに就けない
③年収の表記に幅があったため、前より良くなると思っていたら前より低い年収からのスタートになってしまい、しかも全然昇給しない

1つ目の失敗例は、転職前に「何のために転職するのか、将来どうなっていたいのか」を考えずに転職活動を行ったことですね。

2つ目については少し考察してみましょう。求人票には「未経験者大歓迎」という文言があることがあります。これは2つの見方ができる言葉ではないかと考えます。

大きく分けると以下の2つになります。

①業界が未経験でも、職種は経験者を大歓迎している
②業界・職種未経験者を大歓迎している

同じ業界から引き抜きをせずに発展した企業の例もあるので、一概には言い切れませんが、未経験者大歓迎という言葉は場合によっては、とにかく人が足りないから急いで人を集めたいと考えている可能性もあると知っていただきたいなと思います。
もちろん研修制度がしっかりしており、他業界で成果を上げた方に来てほしいという思いから未経験者大歓迎という言葉を使われている企業もあります。

言葉の表面に踊らされることなく、求人情報をきちんと読み取るのも転職活動には必要なスキルになりますね。

また3つ目のように、年収が300~600万円という表記があった場合、自分が入社した際にはいくらになるのか、仮に300万円からスタートした場合、400万円に年収をアップさせるためには何が必要なのか、どういう条件が必要なのかを把握しておく必要があります。

賞与は必ずもらえるのか、業績によってもらえたりもらえなかったりするのかなど、きちんと確認しておかないと求人票には賞与ありとなっていたが、実際には業績が今年度は振るわなかったためもらえなかったという事も十分に考えられるからです。

こういった情報をきちんと確認していかないと、表面の情報だけを見て今の会社より条件が良いと思って転職したが、実は以前の方が条件が良かったという事もあり得る話なのです。

「年収をアップさせたいから転職したい!」というのであれば、まず、今の会社で年収をアップさせるための条件を確認されてみることもお勧めです。

「実はあと1年在籍したら基本給がアップする予定だった」「今期の営業成績次第によっては昇進が予定されていた」など、あと少し今の場所で頑張っていたら希望がかなっていたのに、情報不足のまま転職したために年収ダウン、未経験業種に転職したためキャリアダウンにつながってしまったという悲しいケースもあるのです。

転職活動を考える際には、まず今勤務している企業の情報をきちんと知ることも大きな参考資料になるのです。もしかしたら、今考えている転職は隣の芝生が青く見えているだけなのかも…

自分一人だけで判断せず、いったん立ち止まって転職のプロに相談してみませんか?

何度もお伝えいたしますが、相談したからと言って必ず転職する必要はないのです。相談することがキャリアについて見直す機会となり、将来自分がどうなりたいかを考えるきっかけになれば良いと思います。

ぜひこちらから無料相談をお気軽にご利用くださいね^^


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