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ハイブリッド トロンボーン

マニアックな記事になります

なので、分からない部分が出てくると思いますが、ご了承ください

トロンボーンと言えばBbのテナー管が基本
これはだれしも疑う余地がないでしょう

ただ、他のバルブ楽器がトロンボーン第7ポジションを使えるのに対し
トロンボーンで使用するのは、正直実用的ではありません
こういった理由からF管付きのいわゆるテナーバスやC管の上昇管を使ったジュニア用
が出てきていると思いますが、これまで小・中学生の指導をしていて現れた問題が
〇楽器を持つ体力
〇手の届く範囲
〇歯並びの問題(永久歯が生えそろっているかどうか)
つまり軽いテナーでは到底7ポジションはおろか6ポジションも体制が維持できません
だからといってテナーバスを持つ体力がありません
歯並びは金管楽器を吹くために、それ以前の問題として考えなければなりません
本人の成長にかかわることですから

一方で大人がしっかり楽器を持てば、楽器はその響きを失い本来の力を発揮できません
このことについては別の機会を設けますね

とまあ、子ども達のトロンボーンに対するハードルは決して低くないのです
そこで、As管付きを思いつき、先述のリペアマンの方に依頼しました

それは予想以上にトロンボーンの可能性を示すものとなりました
しかし、全てにおいてとは言えませんでした
バルブの操作をするのに左手の負担が大きいのです

ただ、最近になってyamahaでもいろんなサポーターが販売され、プロの方も使用していることから
少しずつ広まってきているように感じます

私自身も2つほど考案していましたが、その一つはヤマハがよりシンプルなものを販売しております。

トロンボーンの可能性を目指して
この楽器を5年前に思いつきました

そして信頼のおけるリペアマンの方に改造を依頼
メリット、デメリットを考察し
ハード面での条件やマーケットでどう広げていくか

コロナのお陰もあり、「試す」という意味では良い時間が与えられたと思います
プライベートについても体調不良が続いてましたし

そういう意味では環境が少しずつ整ってきたのかなと思います

この楽器を「ハイブリッド トロンボーン」と命名し
その可能性を皆様と共有してまいりたいと思います

皆様のご意見、ご感想をお待ちしております♪

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