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7年住んだ家からの引っ越し

今月頭からなんだかんだ慌ただしく作業していた引っ越しが今日ようやく一区切りを迎えた。

大学入学と共に京都での一人暮らしを始め、修士の終わりまで住んだのが初めての下宿。そして博士課程への進学とともに住み始めたのがこの度ひっこした家である。そこからもう7年も経ったのかという時間の流れを思うと、人生あっという間だなという気持ちにもなる。

この7年間、博士課程での研究生活に苦労して、博士論文の執筆に苦労して、その後の仕事探しにも苦労して。なんだかんだ大変だったけど、それでも無事に乗り越えられてほんとによかった。夜通しの調査や実験から帰ってきて小学生の声を聴きながら泥のように眠っていた日々や、現実逃避してゲームにふけっていた日々もなんだか懐かしく思い出される。隣人問題にも悩まされず、平和に過ごせたこの家にはとても感謝している。

7年も住んだから最後は寂しくなるかなと思ったけど、案外そんなことなかったのは自分の中でも驚きだった。思いのほかあっさり最後の引き渡しの日を終え、近所のカフェでこうしてnote記事を書いている。実は最初の一人暮らしを始めた下宿と今回の家はほぼ同じ地区にあるので、この地区に13年ほど住んでいたことになる。近所のスーパーやお気に入りのラーメン屋、定食屋などと疎遠になってしまうのだが、また新しい場所でお気に入りを見つけていこうと思う。

今回の引っ越しで痛感したのは「引っ越しってお金も時間も労力もかかるな…」ってことである。なかなか物を捨てられない自分がこの7年で溜め込んだモノの影響で、掃除や片付けにたいそう時間と労力がかかったのだ。そして大型ごみの処理や家の修繕などで10万円以上もかかってしまった。正直、ここまでかかると思ってなかった。。。懐は寂しくなったので仕事がんばろう。

研究者として今後引っ越しする機会もまたあるだろうから、できるだけ物は少なく家はきれいに住もうと心に強く誓い、ここに戒めとして記しておこうと思う。次の引っ越しではもっと楽に引っ越せますように。

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