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■フジテレビの浮上はナシ

マスコミってナニ?(66)ニュースの存在を考える 「マスコミへの道」改

◇テレ東の後塵を拝したCX


先月30日、隅田川をいつものランニングしていたらテレビのロケに遭遇した。

それは、【朝ラン詩】「きょうの隅田川」として、書いたのだが。

そこにも書いたとおり、ドラマはフジ月9「366日」で、僕が現場を見たわずか4日後に放送された。
撮って出し…である。
連ドラではそれなりにあることだろうが、スタッフはたいへんだろう。
隅田川沿いでロケをしているのは結構よくあり、珍しいことではない。たいてい警備員が配置され、スマホを向ける人に「やめてください!」と絶叫する。
しかし、30日の現場では複数の警備員がおり、現場スタッフもキャスト含めて30人はいたと思うが、見ているやじ馬もほとんどおらず、現場からして熱量が低いのである。

なんだか、今のフジテレビの状態を象徴しているような気がしたのだ。

その月9ほか、前世紀の全盛期を担ったプロデューサーの大多亮氏はフジ専務から系列の関西テレビ社長に今月1日付で就任した。

彼が将来、関テレからフジに社長として復帰する可能性は低いだろうが、今のフジを見ると誰が何をやってもダメだと思う。

大マスコミ、既存マスコミの影響力の低下は今更の話だが、それへの対応力の低さはテレビ界ではフジが代表だろう。視聴率という数字がそれを証明しているのだから。

「366日」に限らず、フジのゴールデン帯ドラマのほとんどが5-6%の視聴率しか取れないままだ。
これがひっくり返るとはどうにも思えない。

フジが番外地と呼ばれる日も近いかも。

※写真は6月3日放送「366日」から、僕が撮影を見た場面。

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