やなぽん

北海道岩見沢市を中心とした、道内の路上観察・郷土史のメモ。路上観察は主にマンホールの鉄…

やなぽん

北海道岩見沢市を中心とした、道内の路上観察・郷土史のメモ。路上観察は主にマンホールの鉄蓋を扱っています。

マガジン

  • 路上観察

    マンホール鉄蓋など路上観察に関わる記事

  • 各種案内等

    執筆者からの案内等

  • 北海道近現代史

    北海道近現代史に関わる小文

記事一覧

note「街を読む」について

 「書を捨てよ町へ出よう」とは寺山修司が言ったそうだけど、本は捨てたくないし街は面白い。歩いていると興味をそそるモノがいっぱい、街は宝の山だ。心ゆくまでコレクシ…

やなぽん
6時間前

「朼下」の謎に迫る

はじめに:「朼下」の発見 突然だが、札幌市内の路上でこんな蓋を見かけたことがないだろうか。  鉄蓋やコンクリート蓋、また表記も「朼下」「ト朼下」と違いがあるが…

やなぽん
7時間前
1

自己紹介

名前:Сергей "Kumagusu" Янапонгский / やなぽん   (Sergey "Kumagusu" Yanapongski) X(旧ツイッター)・Bluesky:@yanapong 大卒後プログラ…

やなぽん
15時間前
8

旧サイト「街を読む」につきまして

現在、Googleサイト上で構築していた「街を読む」(以下、旧サイトと表記)については、Googleサイトの仕様変更などもあり、みなさんがご存知のURLではアクセスできなくな…

やなぽん
15時間前

立花座小史:明治中期札幌の劇場界を駆け抜けた4年半

※長文を読むのが面倒な方は 1,4,5章を読むと「水天宮にあった『立花座』と刻まれた石について」の概要が分かります。また立花座だけについてを読みたいのであれば、3,6〜…

やなぽん
16時間前
4

note「街を読む」について

 「書を捨てよ町へ出よう」とは寺山修司が言ったそうだけど、本は捨てたくないし街は面白い。歩いていると興味をそそるモノがいっぱい、街は宝の山だ。心ゆくまでコレクションした後は、本で知識を深めよう。座学もフィールドワークも同じくらい大事だ。

 note「街を読む」は、Sergey "Kumagusu" Yanapongski(セルゲイ・ヤナポンスキー、やなぽん)による、北海道岩見沢市(や札幌市など)

もっとみる
「朼下」の謎に迫る

「朼下」の謎に迫る


はじめに:「朼下」の発見 突然だが、札幌市内の路上でこんな蓋を見かけたことがないだろうか。

 鉄蓋やコンクリート蓋、また表記も「朼下」「ト朼下」と違いがあるが、いずれにも共通している「朼」の文字。これに違和感がないだろうか。

 これらは札幌市下水道の汚水桝の蓋である。一般的なマンホールの蓋(直径60cm)よりもやや小さいく、人は入れない。札幌市下水道の蓋であることを示すなら、普通はこう記すだ

もっとみる

自己紹介

名前:Сергей "Kumagusu" Янапонгский / やなぽん
  (Sergey "Kumagusu" Yanapongski)

X(旧ツイッター)・Bluesky:@yanapong

大卒後プログラマを経て大学(学部)二年次編入学→大学院修士課程修了(専攻は文化人類学、学位は修士(教育学))。その後、埋蔵文化財関連職や炭鉱遺産利活用をミッションとするNPO事務局等を経て、現

もっとみる

旧サイト「街を読む」につきまして

現在、Googleサイト上で構築していた「街を読む」(以下、旧サイトと表記)については、Googleサイトの仕様変更などもあり、みなさんがご存知のURLではアクセスできなくなっております。

現状として、旧サイトをそのままの形で閲覧可能な方法は、Wayback Machine というWebアーカイブサイトを利用した、2023年4月1日付けのスナップショットを閲覧することです。
そのURLは以下の通

もっとみる
立花座小史:明治中期札幌の劇場界を駆け抜けた4年半

立花座小史:明治中期札幌の劇場界を駆け抜けた4年半


※長文を読むのが面倒な方は 1,4,5章を読むと「水天宮にあった『立花座』と刻まれた石について」の概要が分かります。また立花座だけについてを読みたいのであれば、3,6〜10章を読むと立花座についての概要が分かります。
※※この記事は2017年4月以前に書かれたものをベースに、2024年9月に若干修正したものです。文意自体は変わっていません。

はじめに:「立花座」との出会い 出会いはいつも突然だ

もっとみる