紡がれる未来への祈り
3月11日、午後2時46分。町内で鳴り響くサイレンと共に、私たちは再びその時を迎えました。そして、この日、私が目にしたのは子どもたちが海に向かって静かに祈りを捧げる姿でした。
彼らはかつての大震災の記憶を持っていません。けれども、彼らのその静かな黙祷は、ただの形式的なものではなく、何か大きなものへの敬意、そして未来への希望を象徴しているように思えました。海を望む小学校のグラウンドから、彼らは誰一人として言葉を交わすことなく、ただ黙って手を合わせました。その姿は、私たち大人にも何かを教えてくれるような気になりました。
この日、子どもたちは、震災という過去の出来事に触れ、そして何かを感じ取ったに違いありません。人として持つべき思いやりや、過去から学び未来をより良くするという想い。これらを彼らが自然と身につけてくれていることを願います。
時は流れ、世代は変わっても、この日の静かな祈りが、未来への架け橋となることを心から願います。そして、子どもたちの純粋な心が、明るい未来への道標となるでしょう。
能登半島地震によって大きな犠牲を受けた方々に、いち早く平穏な日々が訪れることをお祈りします。いつも心からのエールをお送りします。
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~子どものあたらしいスタートが世界一生まれる町へ~
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