見出し画像

4月から行政保健師になる人は今からこれをやっておいて🍀

こんにちは!みかんです🍊

新卒で保健師になる方、転職で保健師になる方等々、新年度に向けて期待と不安が入り混ざっている時期ではないでしょうか。その方々に向けて今の時期に勉強しておくといいことを伝えていきしていきます☆

1.母子保健

①子どもの成長発達
②子どもの予防接種
③乳幼児基幹健診

①子どもの成長発達について

子どもの発育(身長・体重・頭囲・胸囲・カウプ指数の基準値等)について教科書の基準値でいいので復習をしておくといいです。

発達は、定頸~寝返り~お座り~はいはい~~~等々の運動発達と言語発達や社会性の発達等を月齢の経過ごとに整理しておくことは絶対的におススメです‼おススメというよりは絶対しておいてください‼笑

私自身、そこをあやふやにしていたので入職してから苦労しました😭

また、低出生体重児や早産児の発育の基準や目安も合わせて勉強しておくといいですよ。

②子どもの予防接種

乳幼児の予防接種は生後2か月から開始されます。初産婦さんの場合は特にどのように進めればいいのか分からず、新生児訪問の際に聞かれることが多いです。

育児経験がないとわからないと思いますし、育児経験があっても追加になっている予防接種もあるので、接種が必要な予防接種の種類と接種回数、進め方と基幹健診の時にどこまで予防接種が進んでいるといいかを整理しておくといいです。

③乳幼児基幹健診

基幹健診は4か月児健診・1歳6か月児健診・3歳児健診があります。この3つの健診は全ての自治体で行っています。各健診での観察項目や確認する課題を勉強しておくといいです。

まずは教科書から基本的な学び、実務に従事するようになってから実践を学んでいけばいいと思います。

2.精神分野

①入院形態
②精神疾患と薬
③精神障がい者が利用する社会資源

精神分野における保健師の役割や支援方法は多岐に渡り、ケースによって対応は様々です。

その為入職前に今や新任期には基本的なことを知っておけば十分です。

その基本的なこととして①~③をあげました。精神分野の入院形態は特徴的です。他の診療科と違って本人の同意がなく入院ができるという点が大きく異なります。

①の入院形態についてはそれぞれの入院形態が誰の同意とどの医師の診察によって、どの位の期間入院ができるのかという点は抑えておいた方がいいです。

②精神疾患と薬について

どのような発症機序でどのような症状がでるのかと合わせて治療法を整理しておくといいです。

興味がある病気から勉強するでいいと思います。興味がある疾患が特にない場合は統合失調症・うつ病辺りから始めることをおススメします。その方々を支援する機会は100%ありますので。

③社会資源について

自治体によって、とても差があるので、実際にどのような活動や名称かは入職してから知っていくとして一般的なものを整理しておくといいです。

日中の生活を送る場所、活動場所はどのようなところがあるか、就労支援を行う機関やステップはどのようなところがあるのか、を整理しておくといいです。

3.難病・感染症

①難病法と指定難病
②感染症の分類と感染経路

①難病支援も実際に行っていかないとわからないです。実践をしながらでいいかなと思いますが、今のうちからできることとしては、患者数が多くいる難病の病態生理の勉強くらいでいいかなと思います。

②感染症は範囲が広いのですが、感染症の分類を整理しながら、結核の対応を抑えておくといいです。

今は新型コロナウイルス感染症の対応が主だと思うのですが、それに関しては陽性者や濃厚接触者の定義と療養期間等について自治体もしくは厚労省のホームページから情報収集しておくといいですよ。

細かい対応は自治体によって違うので、それは入職してからで十分。


入職前に不安になっている方、何かした方がいいけれど何からしたらいいか分からないと思っている方に向けて記事を書いてみました。少しでも参考になれば幸いです😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?