うちの子、発音・活舌が悪くて、困っています。
こんにちは!みかんです🍊
本日は住民からの頂いた育児の相談とその対応をお伝えしていきます👶
子育て世代の保護者様、相談をうける立場の方々の参考になればうれしいです。
1.まずは、相談内容です
2.この相談での保護者様の困りごとを整理
この内容から困りごとは①言葉の遅れ②発音・活舌についてと読み取れます。この2つの課題に対する返答をしていきます。
3.言葉の遅れ
言葉の遅れがあるのか、ないのかを判断するために、子どもの成長・発達を知っておかないと、と思いますよね。
ただ、私も調べて勉強し直しましたが、色々なところがまとめていてどれを参考にすればよいのかわからなくなっていました。
そんなときに先輩が、「デンバーの発達段階」の資料を振り返っていたのです!!あっ、これだーーー!!ってなりました。振り返れば、学生時代に参考にしていた資料だったなと思い出しました。困った時は、初心に戻る。これ大事ですね。笑
デンバーの発達段階表によると、2語文が話せるようなるが75%~90%に達する月齢は、2歳3か月位~2歳半頃と読み取れます。この子の場合は、そこがクリアはしていそうでした。
2語文を話せるようになるには、①使える言葉の数がでてくること②2つのことを同時に処理できる脳の働きがあることが必要な為、普段の遊びややりとなどの様子をみながら判断していく必要があります。
その為、安易に「言葉の蓄えがある為、そのうち出てきますよ。」という言葉かけをする方法もあるかもしれませんが、言葉の発達はとーっても個人差が大きいので、私は下手に言わない方がいいなと思い、「普段の様子や本人の様子をみながら心理士に相談すること」をすすめました。
4.発音・活舌について
この課題に対応する為には、発音のメカニズム(発音の過程がわかりやすく載っていた為、リンクで貼ってみました。) と自治体で行っている療育を含めた支援体制の情報収集することが求められると思いました。
対応としては、発音の為に、口元をよく動かすことがよいので、①食べ物はよく噛んで食べるようにしたり、吹く遊びをして口から息を出すことを覚えるようにしたりすることを助言。②その上で、心配がある場合は構音障害の対応をしている機関を案内する。
という感じで対応しました。
私の対応が必ずしも正解だとは思ってはいないです。
保健指導ってとーーっても難しいです。😵
保助看法では、保健師は業務独占には当たらないとなっていますが、「保健指導」は幅広すぎる為に、独占できるような線引きができないだけなのではないかと思っています。😂😂
保健指導に正解はなく、間違いもないと思っています。必ずしも、答えがある相談ばかりではないですし、むしろ答えがある相談が少ないと感じます。
それぞれのお子様・ご家庭ごとの事情を踏まえた保健指導ができるようになりたいと日々奮闘中です。同じような保健指導をする立場にある方、お悩みの保護者様のお役に少しでも立てれば幸いです。
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