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年金とベーシックインカム

ベーシックインカムという言葉を耳にすることが多くなりました。

簡単に言うと、全国民に対しての最低所得保証です。

コロナ禍で全国民に支給される10万円の特別定額給付金のような給付が毎月支払われるイメージでしょうか。

試験的に実施している国もいくつかあります。

今後のAIの普及によって、将来的になくなる仕事が多々あるとの予測がなされています。

AIが仕事をして稼ぐようになり、利益を人間が受け取る。そんな未来がもしかしたら近い将来にあるのかもしれません。

政治でも少しずつ話題になっているようですが、今後の経済状況と社会保障費の増大を考えると、いずれ避けて通れない議題になるかもですね。

現在の社会保障費をすべてベーシックインカムの財源にまわすと、月々5万円ほどの給付は可能なようです。それだけだと生活できませんけどね・・

そうなると年金を含む公的保険制度や生活保護制度はなくなるでしょう。

ある学者の方と学生の方がメリット・デメリットについて発表されている論文を読みました。

財源や支給額、その他の施策を含め、ベーシックインカムが現在の社会保障制度の問題点を解決できるよう議論がすすむとよいと思います。

少子高齢化が進む中、就労世代の支払う保険料や税金を据え置くだけでは現状の社会保障が維持できないのは確実でしょうから。

全世界の人間の知恵が結集できるとよいのですが。





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