『毒殺魔の教室』
『毒殺魔の教室』塔山郁
小学校の学級委員が給食の牛乳を飲んで死亡した。その後に、クラスメイトが牛乳に毒を混入したことを告白した遺書を残して自殺したという事件が30年前に起きた。当時のクラスメイトや関係者を取材し、事件の真相を明らかにしていくという内容である。
個人的に学校内の殺人系の小説が好きなのである。まだ未熟な学生達の殺人動機に興味があるからだ。子供っぽい動機であったり、妙に大人っぽい動機であったりと様々。この小説の殺人動機は、、、、ネタバレになりそうなのでここでは伏せておこう。
小説の構成的に、当時のクラスメイトや関係者のインタビュー形式なのは、とても面白い。小説の世界に入り込みやすく、だんだんと真相が明らかになっていくのが面白くて、私は一気読みしてしまった。でも、インタビュー形式ということで、細かく表題が分かれているため、短い時間でこつこつと読みたい人にも、オススメの1冊である。
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