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無料で使える3DCGソフトで、【デジタル粘土遊び】のスゝメ。

 全く収束の気配を見せないコロナウイルスによる外出自粛生活。もはや仕方ないのでなにがしか家の中で出来ることを探さねばならないが、もし今目の前にパソコンがあるのであれば(スマホやタブレットで見ている方ごめんなさい。笑)、無料で使える3DCGソフトを使って【デジタル粘土遊び】など、いい感じで時間を消費でき、かつ、ちょっとしたスキルも身につくのでオススメしたい。

どんなソフトがあるの? 

で、取りい出しましたる3DCGソフトはこちら。

HPトップ画面

株式会社テトラフェイスからリリースされている「Metasequoia(メタセコイア)」というソフトで、ライセンス購入をして使用するタイプのソフトウェアだが、基本的な機能については無料でダウンロードをして使用することが可能だ。

まずはソフトを起動してみよう。

 具体的な使用方法についてはチュートリアルなどをご覧いただくとして――それが書けるのであれば、しっかり一冊の書籍にまとめて3000円位で売りますよ、という話。本稿末尾にオススメ参考書記載しておきます。――実際にソフトを起動してみた画面が、こちら。

起動画面

果たしてなんのこっちゃという画面でしかないのは重々承知で説明をすると、真ん中のグリッドが縦横無尽に走っている画面に〈オブジェクト〉という物体を配置して、その形状を編集しながら3DCGを作成するのが、このソフトの大まかな機能である。

 試しに、画面左側のメニューにある「基本図形」コマンドを使って画面の真ん中に球体をポンと置いてみて、

球体設置

画面の中の球体に沿って表示されている〈点(このソフトでは【頂点】という呼び方)〉や〈線(このソフトでは【辺】という呼び方)〉、〈面〉をマウスでクリックしドラッグすると、それに沿って形状が替わっていくというのが基本操作となる。

実際にいじってみよう。

球体変形

形状を変形させるためのコマンドは多種多様に存在しており、作りたいと思った形状に合わせて選ぶことが可能だが、たとえば「格子」というコマンドを使うと、まるで粘土細工をしているかのように形状の変更をすることができ、球体の基本形状からおよそ3分ほどで、下記画像のようなボウリングのピンの3DCGモデルを作成することも可能だ。

ボウリングピン


写真をもとにCGモデル作成も。

 さらに「Metasequoia」では、〈下絵〉として作業スペースに画像を読み込んで、それをもとに3DCG作成をすることも可能で、画像に沿って〈頂点〉を配置して〈辺〉を張り巡らせ、そこに〈面〉を張ることでより複雑な形状を作成することも可能だ。たとえば、下記の画像のように、

馬の頭下絵

写真に沿って、かごを編むようにして、果てしなく調整を繰り返し、およそ10日ほどかけて出来上がったのが、こちら。

馬の頭完成

これぞまさに発達障害特有の過集中の結果であると我ながら思わざるを得ないが、制作期間中は非常に時間が経つのが早く、これを通じてここ2ヶ月ほどの「うつ」の療養でなかなか困難だった継続しての作業取り組みが徐々にできるようになってきたのも個人的には収穫だった。3DCGモデリングは、作業に集中するためのリハビリにも良いかもしれない。

 家の中で出来る【デジタル粘土遊び】、手間はかかるが有り余る「おうち時間」を使って何か新しいことを覚えてみよう、と言う方にはぜひお薦めしたい。

参考書籍&HPご紹介

 ソフトの詳細な使い方については、数多くの参考書的書籍が発刊されているので、是非ともご参考いただきたい。


WEBサイトにも、実践的な講座が多く存在しているので、ぜひ。


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