『スライディング・ドア』乗れたって、乗れなくたって

2019/8/8
齋藤薫さんの推しの。

クビになった帰り道、電車のドアに間に合った人生と、間に合わなかった人生を同時に描いていきます。
胸クソ悪い男と元カノさんに辟易しましたが、アンナとジェームズに救われました。ホッとして泣いてしまいました。親しい人たちを思い出して。「心が溶ける」ってこういうことなんだろうなと。

主人公の美人さんもまともで(笑)よかった。
ちゃんと仕事をしていて男がいなくても生きていけるだけの力がありながら、ジェームズにひかれてしまったり。強い女を弱くしてくれるジェームズと結ばれてほしいです。💕

あとは、乗れた方のヘレンがジェームズの奥さんの存在を知ったとき、うなだれるヘレンの後ろでドアがスライディングしてたじゃないですか。あれってスライディング・ドアにかけられているんでしょうか。そう思うと、数々のドアが出てきたなぁ。そこに注目して見直しても面白いかも。

あと、主演の女優さん、オードリーを思い出しました。やせてて足長くて、笑顔が素敵で。この人が笑うとホッとしてしまう感じ。笑顔よかった！

とにかく最後まで面白くみられる映画でした。
終始男が胸クソ悪かったけど。笑