【面白体験事例集】ごみゼロ編

まちのコインの導入後、まず皆さんにやっていただきたいのは体験の作成!ですが、どんな体験をつくったらいいのか?体験名詳細内容の書き方は?など、悩まれる方も多いと思います。

今回は「ごみゼロ編」です。に関する各地の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

①クリーン体験

⑴ビーチクリーン

自分たちの住む地域・近隣にある海を守るため、ユーザーにビーチクリーンを促す体験です。

「海」を利用して、汚してしまうのも私たち人です。しかし、綺麗にするのも私たち人の手で行えるはずですね。SDGsの「海の豊かさを守ろう」や「住み続けられるまちづくりを」の視点を持ってユーザーが取り組めるような、環境問題に日常生活から関心をもてるよう体験も作成してみると良いかもしれません。

(2)まちクリーン

私たちの生活の拠点である「まち」を綺麗にするクリーン体験です。ある拠点を中心としたクリーン体験や、毎週の定期開催のクリーン体験、まち歩きツアーなどの延長戦でのクリーン体験もあります。ユーザーが気軽な気持ちで参加できるよう、色んなスポットでクリーン体験を作成するとユーザーの認知数も上がり、利用数の向上につながります。利用されればされるほど、まちが豊かに綺麗になるので気持ちがいいですよね。

(3)活動を応援

定期的にクリーン体験を開催している人・スポットへ向けての応援としてコインをあげることができる体験です。

ごみに対して普段の生活で気に留めることがないのであれば、それはどこかで誰かが綺麗にしてくれているからですね。そんな自分たちの代わりに頑張ってくれている活動に感謝の気持ちを込めて、応援のコインを渡すことは、日々体験を作成をしているスポットさんの意欲にも繋がりますし、ユーザーが少しでもクリーン体験に目を向けるきっかけになるでしょう。

②もったいない寄付体験

加工する上で余ってしまった切れ端や、使わなくなった廃棄してしまうものをコインを用いて誰かの手に渡す体験です。

例えば年末などの大掃除ででる廃棄物や子供の成長で着れなくなった服、DIYなどででてしまう廃材などを集めて、もったいないマーケットなどのイベントを開催することも可能でしょう。

③アップサイクル体験

※現在は募集終了しています

もったいないもの(②で紹介をしたような)を受け取り、ユーザーが利用しやすいよう、新しく商品をリメイクしたアップサイクル体験です。
この他にも、1日体験型ツアーで、砂浜に落ちているペットボトルキャップを拾い、それを加工してオリジナルアクセサリーを作る体験もあります。本来であるならば、ごみとして廃棄されてしまうものを、再び利用できる価値のものに変える/変えたものを提供する体験は、ユーザーにとっても地球にとっても需要のある体験になります。

④eco体験

 (1)エコバック・容器・カトラリー持参

テイクアウトをする際に必要な容器やカトラリー、包装袋などの持参で、ユーザーにごみ削減に協力してもらう体験です。

近年では、レジ袋の有料化も進み、プラスティックごみのでない仕組みが作られました。まちのコインでもこの流れに乗って、ユーザーが損をしない、ごみ削減にも取り組めるよう促す体験をつくることは、飲食店スポットには欠かせないですね。

 (2)容器シェアサービス利用

ユーザーがテイクアウト際にリユース容器貸し出しサービスを利用することに対し、お礼のコインを付与する体験です。
カトラリーやエコバックのように軽量なものは持ち運びができますが、容器となりますと持ち運ぶことにかなり負担があります。テイクアウトでも利用をして欲しいスポットと、負担がないなら利用したいユーザーにとって、お互いがメリットのある体験ですよね。

⑤ごみはごみ箱に捨てよう体験

※現在は募集終了しています

ごみをちゃんとごみ箱に捨てることをユーザーに促す体験です。

基本的なことではありますが、こうしてコインを受け取れる専用のごみ箱などがあることと、ないことで、周辺のごみの散乱具合は変化するでしょう。当たり前のことであっても、成し遂げたことへ「えらい」と褒めてもらいたいという人間の真理をついた面白い体験ですね。

「ごみゼロ編」いかがでしたでしょうか。
この記事が、体験を作られる誰かのヒントになっていたら嬉しいです!

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