物語が始まる宿「ロマンス座カド」に泊まりました。
こんにちは。
好奇心MAXな、マチモリ不動産インターン生の道家です。(どうけ、と読みます。)
熱海で知り合いを増やす+マンスリー需要を考える為に、いろんなゲストハウスやリゾートマンションのゲストルームを泊まり歩き始めました。
この連載では不動産業者様や宿泊業者様向けに、私が熱海の宿を泊まり歩いて気づいたこと・感じたことをシェアしていきます!
第一印象は、裏路地にあるきれいな昭和
第一印象は、熱海の裏路地で、私のお気に入りは古き良き喫茶店ボンネットがある路地です。
(小ぶりなハンバーガーがとっても美味しいんです。)
時間が止まったような感覚になる一角です。
圧倒的な貫禄を持つ元映画館のロマンス座があります。
熱海っぽさがキュッと詰まった色っぽい路地です。
そして最近「ひみつの本屋」さんがオープン。
錚々たるメンバーの中、ロマンス座カドは、ひみつの本屋さんのとなりにあります。
建物入り口
第一印象は、熱海の街並みのかわいさを引き継ぎつつも「きれいな昭和」でした。
裏路地で素敵だなあと思う、同率1位がつるやショールーム前。
(写真はマチモリ不動産メンバーのTwitterより)
熱海にいるとまるで、映画のセットのような、古い中にもかわいい要素がぎゅっと詰まったものにたくさん出会えます。
全体像
それでは中へ入ります。
いきなりのネオンに心踊りました。
歓楽街としての熱海の姿が、上品に伝わってきました。
階段のところどころに懐かしグッズ。
廊下も階段も全部青。
ベットからの景色、天井が高くてそんなに広くなくとも圧迫感がないです。
寝っ転がるとこんな景色
さっ!部屋を探検し尽くしたから、建物の探検に出発!
水回りはこちら。(写真に指がはいってしまった 汗)
グレードアップさせると室内にユニットバスがある部屋に泊まれます。
階段を登り屋上へ
夜の景色と、朝焼けの空。
建物の中にあった昭和の雑貨たち。
クラシカルなカーテン、レコード、屋上の馬。
ロマンス座カドがまちへ繰り出してくれました
今回は宿泊にセット(追加料金300円)で
QUARTO(熱海のコーヒー屋さん)500円OFF券
or
MARUYA Terrace (ゲストハウスMARUYAにあるバー)ワンドリンク無料券と大湯入湯券が付いてきました。
こちらはQUALTOのチョコラータ♡
グレードアップさせると、室内にユニットバスがある部屋に泊まれます。
または追加料金で熱海の温泉に割引価格で入れます。
私は温泉街熱海で地元民が愛する銭湯、大湯に入りました。
大湯は温泉街で有名な熱海の銭湯の中でも地元の方のあいだで人気だそうです。(徳川家康が入湯したとも言われています)
「徳川家康は、関が原の合戦前に熱海に入湯し、その温泉パワーをもらって天下統一を成し遂げた」とも言われているそうです。(熱海市HPより)
まとめ
ロマンス座カドへの滞在で、今後のリフォームで真似してみたいアイディアのストックが溜まりました。最後にその4点をまとめていきます。
①部屋の仕切りは建具ではなくてカーテンというアイディア
布のカーテンは意外とほこりもたまらず清潔感や風通しもよい。また、飾り付けとしても塗装か壁紙に「布」という選択肢が加わりました。リフォームのアイディアとして新たな発見でした。
②エントランスを華やかにするネオン
オリジナルのネオンが作れたら少し夢が広がりますよね。
照明はコスパよく部屋の雰囲気を変えられるといいますが、ネオンは劇的に変わると思います。
③床材は塗装したベニヤ
床材でベニアを茶色に塗装して使用しているのを初めて見ました。最初、全然気づかなくてフローリングやフロアタイルかと思いました。
茶色に塗装してあるのですが、靴下が茶色になることもなかったです。
洗面所に木材を使うのはおしゃれ。水はね跡のシミが残るからNGなのか?問題に対しては、ウレタン塗装、液体ガラスコーティング、蜜蝋ワックスという解決策があるそうです。
ビル1棟丸ごと使ったこちらホテルを設計したのがHAGISTAGIOのジョージさんという方。お隣のひみつの本屋さんのメンバーでもあります。
④飾らずともおしゃれなサイン
日頃からリフォームで、サインにチャレンジしてみたいと思っていました。
ロマンス座カドで発見したサインをご紹介します。
シンプルなのにあるのとないのでは雰囲気が全然違います。
今度、リノベーションを担当する物件で試してみたいと思います。
最後に値段、アメニティ、おしゃれ度、快適さ、を振り返ります。
値段 1泊7,920(税込)
アメニティ シャンプー/リンス/石鹸/ドライヤー/タオル/洗濯機/乾燥機
おしゃれ度 ネオンのインパクトが大きい!
快適さ コンセプトは「物語が始まる宿」。ホテルの完璧な快適さというよりも(銀座商店街)中心市街地で暮らすという体験ができます。美食、喫茶店、銭湯、コワーキングと街全体を使った暮らし方の体験。意外と熱海でも海が見えない、代わりに商店街や山が見える、夕日がきれい、屋上の風が気持ちいい、意外と窓が近くて部屋の中が見えてしまう為カーテンを開けにくいなど熱海で暮らす上での具体的な発見がありました。
おまけ:ご近所のひみつの本屋さん
500円で本を3冊1泊2日で借りれる本屋さんです。
気に入ったら本を買えます。中の空間は、想像が広がりいつまでもずっといたくなる、場所です。
私は実家から熱海まで新幹線で1時間くらいかかるのですが、インターンが休みの日に、この本屋さんのためだけに熱海にくる時もあるくらい素敵です。
ロマンス座カド好みの方はきっとひみつの本屋さんのトリコになります。
机も全部の引き出しに物が入っていたり小物も上品でかわいいアイディアがこの小さな一部屋に蓄積されてます。
次号は…
”泊まると熱海がクセになる!ゲストハウスMARUYAについて書きます。
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