見出し画像

【モニター企画レビュー】東伊豆ならではのワーケーション「まちまるごとオフィス」ってどんな働き方ができるの?

みなさん、こんにちは!
まちまるごとオフィスを企画しているLDN守屋です。

昨年度からはじまった本事業も2年目がはじまりました!
2年目最初のnoteでは、昨年度実施した「まちまるごとオフィス」のモニター企画のレポートをお伝えします。”まち”を”まるごと”オフィスにしたら、どんな働き方ができるのか、参加者の声も交えつつまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

▼まちまるごとオフィスに関しての記事はこちらをご覧ください!


はじまりはここから。
絶景ポイントで東伊豆にチェックイン!

モニター企画は10月と11月の2回にわたって開催しました。参加してくださったのは東京や町外にお住まい・お勤めの方々。所属は企業にお勤めの方からフリーランスで活動される方、年齢も20代〜50代までの方に幅広く参加していただきました。

※今回の記事では、10月と11月に実施した2回分のモニター企画の内容、事前撮影の写真をあわせてレポートしていきます!


まずは都内で踊り子に乗車してもらい、電車で約2時間半。太平洋を見渡す車窓を楽しみながら車内でも仕事ができるのが、電車移動のメリットです!

踊り子号。パソコンを広げれば移動オフィス!海を一望できる進行方向左側の席がおすすめ。

伊豆稲取駅に到着して、いよいよ「まちまるごとオフィス東伊豆」が開始です!
まち全体をひとつのオフィスにみたてることをコンセプトにした本企画。通常オフィスのカウンターで行うチェックインを、東伊豆の絶景を背景にしたフロントで「まちまるごとオフィス」にチェックインしました!

森の展望台。ここならではの絶景でお出迎え

ここの風景をみてもらうことで、一気に気持ちを切り替えてもらいました!
チェックインでは地域おこし協力隊の樋口さんが淹れるコーヒーでお出迎え。こんな絶景で飲むコーヒーは一味も二味も変わりますよね!

東伊豆にきたことを実感してもらえる時間になりました。

今回はチェックインだけでしたが、ここにキャンプデスクとチェアーを出したら仕事もできそうですね!

事前視察ではここでワークも!いいアイデアが浮かぶこと間違いなし!

また、この展望台の近くに3月からワーケーション施設「MORIE」もオープンしました。ますます働きやすい場所になっていきます!


社食代わりのカフェで参加者・地元の人と交流会

チェックインがおわり、ランチタイム。社食代わりの東伊豆のカフェへ移動しました。今回ご紹介したのはmanas cafeさん。絶景とオシャレ&美味なフードとドリンクがオススメの人気カフェです!

東伊豆、稲取エリアを見下ろせるカウンター席がおすすめ!

食事をたのしみながら、参加者と地元メンバーの交流の時間としました。ここで一役買ったのがオリジナル名刺です!まちまるごとオフィスメンバーになってくれた方にプレゼントしました。

参加者の方にプレゼントしたオリジナル名刺

この名刺には仕事のことだけでなく、趣味やSNSのリンクも入っているので、コミュニケーションのきっかけをつくっています。地元の人と交換すれば、東伊豆の人とSNSでも交流できる関係性に。次に来る時は直接連絡を取り合うような関係になって、人に会いに来てもらえるきっかけになってくれると嬉しいです!

参加者と地元の方とでランチ交流会を開催しました。



大自然を感じながら、
しっかり働けるワークスペースがあります!


ランチタイムが終わったら、ここからはワークの時間!このまちまるごとオフィスの裏テーマは「がっつり働けるワーケーション」ということで、たっぷり快適に仕事ができる時間と環境を用意しました!

港町のクリエイティブスペース 「EAST DOCK」でワーク

東伊豆初のコワーキングスペースとして日頃から仕事ができる拠点として多くの人に利用してもらっているスペースです。特徴はなんといってもオーシャンビューのワークスペース!海まで徒歩10秒の立地を生かしたオフィスです!

海を望むカウンター席が人気です

このスペースにはキッチンカウンターも併設していて、カフェ利用や交流会でも利用されています。最近では移住者や二拠点居住の方にも多く利用されている拠点になっています!

カフェが開かれているときは、たくさんの人の交流の場になっていました

参加者からは

「一面窓なので時計時間ではなく、日が落ちたから仕事辞めようといった体内時計の感覚で仕事をしている自分がいました。」
「窓に向かってる席は景色を含めて気分が良かったです」
「いつも2時間かかる仕事が1時間でおわりました!」

などの声もいただきました!海が見えるだけで、いつもと同じ仕事をしても効率があがるのはこの大自然ならではですね!


温泉街のまち、東伊豆ならではの宿泊施設でワーク

ほかにも一棟貸し宿「湊庵」や「スパリゾート竜宮の使い」「銀水荘」といった地元の宿泊施設でもワークスペースとして利用させてもらいました!

「湊庵」では一棟貸しのメリットでもある、貸切空間でオンライン会議でも周囲の人を気にせず利用することができると、好評でした!

オンライン会議もできる一棟貸しの宿「湊庵」

「スパリゾート竜宮の使い」では客室でのワークに加えて、屋上の足湯カウンターで、夕日をみながらのワークも体験してもらいました。さすがに日差しが強かったこともあったので、パラソルなどの工夫が必要そうですが、オフィスビルでは味わえない開放感がここならではのワークスペースになりました!

足湯にカウンターがついた屋上スペース

また、最近ではワーケーションルームを設けている旅館さんも増えてきました。「銀水荘」もそのひとつで、コンフォートルームはまさに快適に仕事ができる空間が整っていて、宿泊した参加者の方からも大好評でした。ご褒美ワーケーションにも最適な贅沢な体験ができること間違いなしです!

快適に仕事ができるデスクが部屋に備えついています!


東伊豆ならではのネイチャーオフィス
「意外と働けました!」

今回のモニター企画の目玉として東伊豆の大自然を感じる「ネイチャーオフィス」を体験してもらいました。

ツリーハウスがシンボルのクロスカントリーコース

10月回では、ツリーハウスがシンボルになっているクロスカントリーコース広場にワークスペースをつくりました。
キャンプ用のデスクとチェアでアウトドア気分!電源とWIFIを完備して仕事をしてもらいました。

「直射日光があたり移動したりはしたが、そよ風に吹かれながら仕事する心地よさ!最高でした。」
「個人だとあの場で仕事をしようとはなかなか思いつかないと思うが、今回皆さんZoomもできていたのが驚きで、一番印象に残っているワーク場所。」

と言った声をいただきました。最初は「ここで働くのか!」と思った方が多かったようでしたが、意外と快適にワークしてもらうことができました。

アウトドア気分でも電源とWIFIがあればそこはオフィス!
既存のベンチでも仕事ができることがわかりました!
参加者同士の交流も起こりやすい雰囲気が自然と生まれました



11月回では、大きな欅の木がシンボルになっている「けやき公園」にワークスペースをつくりました。ここには和室が2部屋ある施設も併設していましたので、外がちょっと肌寒い人や、オンライン会議がある人は屋内も使い分けて利用していました。

大きなけやきの木の下につくったネイチャーオフィス
屋内空間も快適に使えました!


東伊豆のまちのポテンシャルを生かしたネイチャーオフィス。天候や季節などの自然条件の課題はあるものの、アウトドア用品を活用してより快適な環境を用意することで、十分コンテンツとして強度のもった空間になることを確かめることができました。


仕事おわりに東伊豆でのスキルシェア!
地元の人との交流の機会が生まれました

仕事が終わったあとは地元の旅館に宿泊!おなじ旅館に宿泊する参加者同士の交流もあったりと、これもワーケーションのメリットになりそうですね!

10月回では参加者の中に、1.2万人のフォロワーを抱えるTwitterアカウントを運用している方が、東伊豆の住民向けのTwitter講座を開いてくれました!

地元で事業を展開している人や、主婦の方、地域おこし協力隊として活動している人など30人を越える参加者が集まり、Twitterの運用スキルを学ぶ機会になりました。

普段の仕事のスキルをワーケーション先でシェアすることから、ローカルイノベーションが巻き起こるきっかけが生まれるかもしれませんね!

EAST DOCKを会場に開催したTwitter講座


移動時間0秒で即オフ!シームレスな週末体験

10月、11月のモニター企画は木・金に開催。希望者には延泊もオススメしていました。延泊された方も多く、土曜日、目を覚ますとそこは移動時間0秒で即オフ!シームレスな週末体験をしてもらえました。
旅館の窓からは朝日が上がり、朝風呂に入りながら最高の気持ちで土曜日の朝を迎えることができます!

部屋からは朝日が昇るのがみえました!

今回はせっかくならばと、細野高原をご案内しました。
東京ドーム26個分の圧巻のスケールの絶景は感動そのもの。ジオパークにも指定されている東伊豆の自慢のスポットです!木・金曜は自然の中でワーク、土曜日に絶景を感じてリフレッシュ。そして東京に帰ってもまだ日曜日がある!

こんな週末を過ごしたら、また週明けからの仕事もがんばれそうですよね!

細野高原からは稲取エリアの港町がみえます


見えてきた可能性と課題。そして2年目へ。

参加者のみなさんからもたくさんの意見をいただき、この企画での可能性と課題が見えてきました。

可能性としては

・自然が素晴らしい
・意外と外で働ける
・仕事が効率的にできる

課題としては

・今回は車で送迎があったが、自分で使うときは移動がネック
宿泊の価格がワーケーションとしては高めな印象がある。また、部屋に仕事ができる設備があるといい
・他にもワーケーション先がたくさんある中で、またこの町に来たいと思うには地元の人との交流が重要になる

ポテンシャルがあることがみえた一方、まだまだ解決しないといけない課題も可視化することができました。実際にモニターとして現地に来ていただき、働いてもらうことで気付かされた課題でした。

EAST DOCKでのワークの様子

これから2年目の事業に入るにあたり、1年目で可視化された課題をクリアしながら、東伊豆ならではのワーケーション体験をみなさんにお届けしていきたいと思います!

「移動」「宿泊」「交流」がワーケーションのポイント


今後もnoteでの情報発信を続けていきたいと思います。ぜひチェックしてみてください!

#まちまるごとオフィス東伊豆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?