秘湯と気功でつづる七十二候|橘始黄 (たちばなはじめてきばむ) 12/2~12/6頃
古事記や日本書紀には
「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)」
と呼ばれる不老不死の力を持った
霊薬を持ち帰らせたという話があります。
橘は葉が常緑であることから、
非時香菓(ときじくのかくのみ)
ー時を定めずいつも黄金に輝く木の実ー
もまた不老不死の霊薬(黄金の林檎)と
考えられていたそうです。
そういう由来から、
京都御所紫宸殿では
「右近橘、左近桜」として
橘が植えられているそうです。
そういえば、お雛様でもそうですよね。
雛壇に向かって
左側に「橘」、
右側に「