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Vol.2 【僕】という一つの人生(ものがたり)

こんにちは、こっぺです!
今日は【僕】という一つの人生(ものがたり)
についてお話しさせて頂きます!

Vol.1 Self Introduction の続きみたいなモノですね
僕の自己紹介をまだ読まれていない方は是非、読んでみて下さい!

1. 児童養護施設で生活した約12年間

僕は、6歳から18歳までの約12年間を児童養護施設で生活しました。
世間一般の方の多くは、児童養護施設で育ったことを知ると
『 可哀想 』とか『 大変だったね 』とか
どこか少しズレた印象を持ってしまいます。
確かに、実親のもとで一緒に暮らせないという、哀しさや虚しさ、寂しさや不安や葛藤という様々な想いを子どもたちが抱えていることは事実です。
また、児童養護施設が抱えているブラックな面が多々あるのも事実です。
でも、それが『 可哀想 』に直接的に結びつくモノなのでしょうか?
僕は、決して間違っているとまでは言いませんが、少しでもそのような印象を持ってしまう社会を変革していきたいなと思います💭

先にも言ったように、僕は約12年間を児童養護施設で生活しました。
正確に言うと、その12年間の後、里親家庭でも約半年間生活しています。
来月にめでたく21歳になるのですが、人生の半分以上をそのような環境で生活しています。

振り返ってみると、正直辛かったりする経験の方が多かったのかなと思います。
児童養護施設に預けられるときには、6歳という子どもながらに状況を把握して、納得したような振る舞いをする。
心の中では《 なんで? 》と愚図りたくても、泣きじゃくりたくても。
入所してからは、血の繋がっていない大勢の人たちと集団生活です。
学校へ行っても集団生活、帰っても集団生活。
『 我慢 』を強いられるばかりの毎日です。

授業参観や運動会などの学校行事のときにも、サッカーの試合なども親は観に来てくれない。
『 サッカー、優勝したよ!』
『 見て!100点やに!』
そんな他愛のない会話さえ出来ない。
小さい頃から勉強や運動は人並み以上に長けていました。
でも、人一倍に努力していました。
勉強面では、多数の資格を取得したり、成績優良者になったり。
その他にもクラスの学級委員長を務めたり、学校の委員会の委員長を務めたり、修学旅行の実行委員を務めたり、応援団長を務めたり、サッカー部のキャプテンを務めたり、学校の代表として様々な活動に参加したり。

《 なんのために頑張っているんだろう 》
そう感じていた時期もありました。

一番に親に見て貰いたくて、一番に親に認めて貰いたくて、褒めて貰いたくて。
しかし、それは叶わないわけです。
凄く哀しかったし、とても寂しかったことを覚えています。
学校で自分の名前の由来についての宿題が出せれたときなんて、もう最悪です。
知らんわ!知りたくもないわ!
そんな気持ちでした。
実親と暮らせないという環境の中で、その他にも様々な辛い経験や想いをしました。

でも、僕がこうして『 今 』を生きられているのは
様々な団体等で沢山の素敵な出逢いに恵まれて、とても貴重な経験をさせて貰っていて
自信を持って、このようにブログに書いたり出来るのは何故でしょうか。

それは、様々な辛い経験や想いの裏に
常に僕を支え、助けてくれる沢山の素敵な方々の存在があるからです。

2. 沢山の支え、伝えたい想い

ここまで読んで下さっている方にはわかる通り
僕は少し人とは違った環境で育っています。
その中で様々な辛い経験や想いをしています。

でも、その裏には
僕を支え、助けてくれる沢山の素敵な方々の存在があります。
小・中・高の担任の先生方、学年主任の先生を始め学年の先生方
小・中・高の多くの友人たち
サッカー部の監督を始め、顧問の先生方、コーチ、トレーナー
各世代でのチームメイトの親御さん方
今、僕が様々な団体等で活動させて貰っているメンバーや仲間たち
その他にも本当に沢山の素敵な方々との出逢いに恵まれています。

そんな方々が僕のことを『 可哀想 』だと思って、僕に携わってくれているでしょうか。
僕はハッキリ『 No 』と答えられる自信があります。
僕の環境や想いを認識しながらも、下手に意識せず、僕を僕として、一人の人間として接してくれています。

大切なことは『 可哀想 』だと同情することじゃないと思うんです。
なにが言いたいのか。
児童養護施設などで生活している子どもがいるという認識はありながらも、下手に意識せずに
その子どもたちを一人の人として認めてあげられる、一人の人として接することが出来る。
それだけで、その子どもたちの未来は違ってくると思うんです。

この記事を書きながらも
僕自信の想いを上手くまとめて伝えることの難しさを痛感しているわけですが
それをどう上手く社会に伝えていくのか、どう社会意識の変革を促していくのか
様々な団体に所属し、活動する中で常に考え、アクションしていけるように努めています。
また、児童養護施設等の社会的養護のもとを巣立ってからも、成人するまでの『 空白の2年間 』という問題もあります。
そういった問題にもこれからより一層力を入れて取り組んでいきたいと思います。
その主な活動が、NPO法人 International Foster Care Alliance での活動です。
詳しい活動内容については、また別の記事で書きたいと思います。

僕の想いを僕自信がしっかりまとめられて伝えられるようになったら、またこのような記事を更新していきたいと思います。
是非、読んで頂けたら嬉しいです。

あまり長くなり過ぎてもキツいので
この記事はこの辺で!
是非、いいねやシェアも宜しくお願いします!
僕のInstagramFacebookでも、ちょくちょく想い等をポストしているので是非、見てみて下さい!

僕の記事を読んで下さった方ありがとうございます!😊

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