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【まち・ひと・みっけ! インタビューvol.2】進学ゼミ俊塾 塾長 西島俊輔さん

0, まち・ひと・みっけ! インタビュー第2弾!

こんにちは!
インタビューを担当させていただきました阿部拓人です。

今回は進学ゼミ俊塾 塾長 西島俊輔さんにインタビューしました。 https://www.shunjuku.com 

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■進学ゼミ俊塾のホームページ 


1,インタビュー者紹介

インタビューに入る前に少しだけ私自身について自己紹介をさせてください!

阿部拓人と申します。私は、釧路公立大学という北海道の大学に通っている大学1年生です。高校は八戸商業高校の商業科を卒業しました。趣味は料理と映画鑑賞、興味があることは町おこし、地域経済、広告などの販売促進等です。今回このまち・ひと・みっけ!の担当者の木村さんとご縁があり、大学生ながらこの企画に参加させていただきました。

私自身町おこしをしたいという夢があり、その夢に近づけるようこの企画を通して勉強させていただきたいと思います!私の自己紹介はこの辺りにしておきましょう。一番読んでいただきたいものはここではありませんからね(笑)


2,西島先生のとの出会い

西島さんとの出会いは、さかのぼること私が中学生の頃、当時目指していた高校に入るために西島先生の前職時代に勤めていた塾に入塾したときのことでした。先生と生徒の関わりだったわけですが、西島さんと呼ぶのは個人的に違和感がありますのでここからは、西島先生とさせていただきます。

西島先生の教える勉強は、教え方が個性的で、おかげさまで第一志望の高校に進学できたのですが、勉強以外にも西島先生の性格や生き方にも学ぶことがたくさんあり、私の恩師であることは言うまでもありません。塾は高校入学と同時に卒塾したのですが、高校の吹奏楽部での定期演奏会に広告を出してもらうなど、何かと西島先生にはお世話になってきました。

今回はそんな西島先生にインタビューすることとなり、私自身とても楽しく、いいお話が聞けました。

それではここからインタビューの内容を順番に紹介できたらと思います。臨場感が伝わるように、そのままの言葉で書いていきます!


3,好きな食べ物、特に八戸や青森で好きな食べ物

ーまず初めに、好きな食べ物はなんですか?

好きな食べ物… 真っ先に出るのはどら焼きかな。甘いものが好き。

ー和菓子とかも好きですか?

今の季節だと、マロン系とかさつまいも系とか、もっと言うとあんこが好きかも。おやきとかあんバターのパンも好き。

あとはラムレーズン。ブラックサンダーも新味出たら絶対買う。

ー八戸や青森のもので好きな食べ物はありますか?

あんまり食べる頻度は高くないけど、アップルクーヘンはいっときハマって食べてた。

アップルクーヘン

■アップルクーヘン(小向製菓さんホームページ参照 https://www.komukaiseika.com/?pid=17157281)

あと、八戸特有のものではないけどHUITという田向にあるお菓子屋さんと、街中にあるTakaというパン屋もよく行く。

(HUITさんのInstagram:https://www.instagram.com/patisserie.huit/?hl=ja)(Taka:パンポータルさん参照https://www.panportal.jp/boulangerie-taka/

塾もそうなんだけれど、みんなと一緒って俺好きじゃなくて。賛否分かれても良いから特徴ある人生を歩んでいきたいよね。Takaのパンは勝手に似通ったものを感じている。

4,八戸の好きな場所

ー八戸の好きな場所はどこですか?

絶対まず種差海岸。誰か他県の人が来る際に真っ先に案内したい。蕪島とか海沿いのものもそうだね。

あと地味に好きなのがこどもの国。桜の季節とかは綺麗だしね。

ー海岸沿いという話がありましたが、海産物で好きなものありますか?

最近は寿司食いに行くと赤海老を一番最初に食べる。あとはネギトロ、ホタテ。

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■種差海岸(青森県観光情報サイト参照https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000030.html)


5,学生時代の思い出

ー学生時代の思い出を1つ教えてください。

それは絶対部活だね、吹奏楽部。小6から7年間捧げてきた。楽器はずっとチューバをやってきた。

ー指揮者を目指していたという話を聞いたことがあるんですがいつ頃ですか?

大学行ってしばらくしてからかな。指揮者というか顧問をやりたいという思いでしばらくは歩んでいたね。


6,座右の銘

ー西島先生の座右の銘を教えていただいてもよろしいですか?

学生時代はよく有言実行と言ってたな。今は、言葉としてはないんだけれど、楽しんでやるという意識は強いかな。

ー僕が中学生の時もそうでしたね。とっても楽しそうだなとずっと思っていて。塾の先生天職ですよと言った記憶があります。


7,塾の先生になるまで

ー大学卒業後、大手進学塾で働いていたとありますが、いつ頃から塾の先生を目指し始めたのですか?

きっかけとしては面白くて。私、大学中お寺でアルバイトしてたんですよ。そこの住職がすげー面白い人で、毎日のようにお寺の雑用してたんだよね。ある日、四柱推命という占いで運命を見たるわと言われて、(その人関西の人で、)あんまり乗り気じゃないけど名前と生年月日書いたんだよ。その時大学4年で教採の勉強してたんだけど、「あんたは教師にはなれへん」って言われて。

ーおー。ズバッと言いますねー笑

そしたら急にやる気なくなって。教採の試験も落ちて。諦められなかったから臨時採用の道もあり、とりあえず教える仕事に就こうと思って塾業界を見始めた。

塾業界で地元の塾と大阪の塾2つの内定もらって。どっちか迷って1回地元の塾の方に行きますと連絡したんだよね。そしたら俺が迷っていたのが伝わったのか、もう1回面談させてくれと連絡が来て。めんどくさってなって、もういいですと断って大阪の塾に行ったということがあった。

ーもしかしたら学校の先生やっていたか、地元の塾にいたかもしれないですね。決断の仕方が西島先生らしいですね笑


8,学生時代のバイト

ーやっぱり学生時代のバイトの影響って大きいですか?

自分は人前に立ちたくないタイプだった。体が大きいから、好奇の目に晒されるのが好きではなかった。今は真逆なんだけどね笑 学生時代は全部裏方のバイトばっかりだった。

ー郵便局の仕分けのバイトは話聞きました!

そうそう!仕分けのバイトと、羽毛布団を作るバイト、弁当箱に入れる小さい醤油を作るバイト、そんなことばっかりやってた。

ー今とイメージが違いますね笑笑

9,独立について

ー独立するにあたって、なぜ八戸という場所を選んだんですか?

所属していた塾の八戸部門がなくなるという話があって。なくなる原因があれば納得できるんだけれども、人数増えてる状態でなくすのが意味がわからなくて。転勤や転職の選択肢もあったんだけれど、当時の上司が独立を提案してくれて、やってみたら楽しそうだと思って。あとは元々の生徒が行く場所がなくなるということもあって、独立という選択を選んだんだよ。

ー目の前の生徒のためというのも西島先生の性格が出ている気がしますね。でも、独立の理由が意外でした。


10,仕事のやりがい

ー塾の先生をやっていて嬉しかったこと、やりがいはありますか?

成績上がったのを喜んで報告してくれてくれるのはいつになっても嬉しい。あとは、塾を卒業しても頼ってくれるあべたく(インタビュー者)みたいな子がいるもの嬉しい。今はそっちの気持ちの方が強いかな。

よく受験終わった後に、結婚式には呼べってよく言うのね笑 自分の門出の時に呼びたいくらいに影響力を持つ人になりたいという思いがあって。

ー今も卒塾した人とのやりとりはありますか?

来月、大阪時代の教え子が結婚式を挙げるんだよね。自営業なのとコロナの影響で行けないんだけれど。そういう連絡くるのは嬉しいね。

ー僕の時はぜひビデオメッセージをお願いします笑

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■勉強合宿の様子


11,八戸について

ー塾の先生をやっていて気づいた八戸の発見があれば教えてください。

いい発見ではないんだけれど、高校卒業で外に出てしまう子が多い。自分自身も大学と就職が県外で、外を見るのは大事な経験だったと思うんだけれども、その後戻ろうと思える要素が八戸にどれだけあるのか?というのはなんとなく考えるようになったかな。

ー僕の周りもそうですね。就職も進学も外に出て行く子が多いです。

ーもう一点質問で、八戸の良いところ、悪いところについてあれば教えてください。

今すごく思い出しのが、大阪から八戸に帰ってきて感じたことが2つあって。1つ目は道路が汚い。自転車で走ると道路ガタガタ笑 今思うと、税収とか関係あるのかなと思うよね。2つ目は大阪の人より八戸の人の方が冷たく感じたこと。人が多い方が冷たいイメージがあったけど、コンビニの店員さんの接客を見ても、大阪は結構話しかけてくれる人が多くて、俺はそれが心地よくて。八戸の人は引っ込み思案な人が多い土地柄なのかもしれないけれども、帰ってすぐはそんなことを感じたな。

ー今釧路にいるんですけど、スーパーの店員さんがレジで声がけしてくれたりしていて、人が温かいと感じました。

今となっては、八戸は豪遊しなければ過ごしやすい町だなと感じる。食べ物美味しいし、買い物も不便ないし。あとは上に北海道があるし仙台にも行きやすいし。人混みが苦手な人とかは過ごしやすいかもね。

ー高校生の時はどんなイメージでした?

あまり都会への憧れはなかったかな。部活が忙しすぎて、遊ぶっていう感覚がなかった。大学行って遊び方に困ったくらい笑 八戸について考える余裕はあまりなかたかなー。

ーなるほど。ありがとうございます!


12,これからのビジョン

ーこれからどうしていきたいか野望だったりを聞いてみたいです。

野望はめっちゃありまして。まず、塾って成績を上げる場所っていう認識だと思うんだけれど、今、八戸の入試の倍率はとても低くなっていて、あんまり勉強しなくても入れちゃう環境にあるんだよね。そうなると頑張る経験がないまま育つ子が出るのではという課題意識がある。

一方で都会は受験熱がすごい。でも待てよと。都会の子はなんで勉強するかを考えないまま、周りがやってるからで受験しちゃう子が多い。でも八戸では根本的なことから考えることができる環境にあると思う。成績だけでなく人間力を育てる、そこに力入れてやっていきたいと思ってるんだよね。

ー素敵ですね!

実は、俊塾は来年合併する予定なんだけれど、人間力を上げる学び舎を本気でつくりたいと思っている。もっと言うと、自分で学校を作りたいと思っています。

ー高校をつくるとしたら、西島高校ですかね笑

まだ名前は考えていないんだけどね笑

ー高校の時にカフェ作りたいと言っていた気がするのですが、それもまだ思いとして持っていますか?

60歳までいっぱい卒塾生を送り出して、そのあとカフェやるから、みんな来て俺を養えってよく言ってます笑

ーそれ毎年言ってますよね笑 よく覚えています笑

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■新しい塾(Lway) 俊塾のブログ参照(https://www.shunjuku.com/2021/09/12/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%A1%BE%E5%90%8D%E3%81%AF-lway/)


13,インタビューの感想

今回のインタビューで私が感じたことを端的に表すと、西島先生は普通を嫌い、人を思う方だと感じました。

最初のアイスブレイクの質問の中で好きな食べ物を伺った時に、八戸にあるパン屋さんのTAKA というところのパンが好きだと話されていました。詳しく聞いてみると、「TAKA は他のパン屋と違い、パンが固い。塾もそうだけどみんなと一緒って俺は好きじゃないの。賛否分かれてもいいから特徴ある人生を歩んでいきたい。TAKA のパンはそういう似通ったものを感じている。」と話されていました。TAKA のパン是非頂きたいですね。

注目するべきは「特徴ある人生を歩んでいきたい。」この発言です。まさかアイスブレイクのつもりで聞いた質問で西島先生の内面が垣間見れるとは・・、我ながらいい質問でした。この後の質問でも西島先生の魅力が徐々に見えてきます。

西島先生は現在、俊塾という塾で CEO をしていますが、独立する前は別の塾で塾講師をしていました。独立するきっかけは前職時代働いていた塾の八戸エリアが撤退となり、この時西島先生には転勤・転職・独立という 3 つの選択肢があったそうです。西島先生は「前者2つはありきたりだ、独立はやりがいがある。そして目の前に生徒がいる。」と考え八戸で独立するという道を選んだそうです。なんとも西島先生らしいです。

当たり前を嫌いそれでいながら人を思う。西島先生の前職時代、私が中学生の頃に西島先生から勉強を教えてもらっていたのですが、西島先生は人をよく見ていらっしゃいました。様々なタイプ、レベルの生徒がいる中で、それぞれに的確なアドバイス、サポートをしており、多くの生徒の成績を伸ばしていました。私もおかげさまで高校入学で第一志望の高校に入学することができた訳ですが、西島先生が教える勉強は学校の先生が教えてくれるものと大きく違い、とても特徴的で独特なものでした。しかしながらその特徴的で独特な教え方のおかげで面白いように頭に入っていくわけです。

まさに当たり前を嫌い、人を思う西島先生にしかできない教育でした。天職と言っても過言ではないですね。西島先生の魅力、感じていただけたでしょうか?

最後に西島先生の野望について話をさせていただきます。これからのビジョンについて聞いたときに、「勉強を通して人間力を鍛られる場所を作りたい」とおっしゃいました。俊塾は来年合併するらしく、それはこの野望を本気で目指すためだそうです。

テストや受験のためにとかではなく、根本的になぜ勉強するのか、そのいきつく先が人間力。これを育てたいという想いは学校の先生や塾の先生がそれぞれみんな持ってはいるが、結局は目の前の勉強をどうするかにとらわれて、殻を破れないということが続いている。その流れを変えるべく西島先生は動いているようです。やはりここでも、普通を嫌い人を思う西島先生の性格が見て取れます。西島先生の視野の広さと行動力に脱帽します。

14,最後に

私は、このインタビューを通してたくさん勉強になる事がありました。八戸の現状をどう見るのか、どのようにアプローチするのか、自分の経験をどのように生かすのか、何よりも西島先生の柔軟さと視野の広さ故の行動力は私も見習っていきたいです。

西島先生のこれからの活動に目が離せません。インタビューに協力して面白い話を聞かせて下さった西島先生と、この企画に誘って下さった木村さんに心より感謝いたします。ありがとうございました。

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お二人ともありがとうございました(^^)

次回は、3人目のインタビュー記事になります!

ぜひそちらもご覧ください!

ではまた〜!

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