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噴水の水、全部抜く!・・・のを見るだけの会

あさがやPICNICの会場となる「阿佐ケ谷駅南口噴水広場」。

そう、噴水があるんです。

・・・といっても、じつは水の循環はだいぶ前から止まっていまして、いまは四角い人工池であります。

PICNICの企画の初期の頃、実行委員メンバーZさんから「噴水の水ぜんぶ抜く!ってのどうですか?w」というアイディアがあり。「それいいね!」と言ったのものの、流石に杉並区管理の噴水の水を勝手に抜くわけに行きませんし。土木事務所に広場利用の相談に行ったついでに、おそるおそる聞いてみると・・・

「あのう、”噴水の水全部抜く!”っていうのやってみたいのですが・・・」
「あはは!おもしろいね!でも水抜いて貯め直すのもお金かかるしねえ。それ、税金だしさ。」
「ですよねえ〜。」

・・・で、ここで全然引き下がらないのが、実行委員長齊藤の悪い癖なのですがw

「あの噴水って、どうやってメンテナンスしてるんですか?誰かがカメとか魚を放流してたらヤバくないですかw」
「やばいよねえ。実はね、月に1回ぐらいは業者さんに掃除してもらってるのよ。次の掃除はねえ・・・あ、3月の末にあるよ。」
「そうなんですね!それって5月もありますか?」
「あるよ。年度がかわるから、まだスケジュールは未定だけど。決まったら教えようか?水抜いたところ見るだけなら見れるよ。」
「やった!みに行きます。」
「あはは。どうぞどうぞ。業者さんも気合い入るね〜」
「あの〜、その時って(広場の)”使用届”って必要ですかね・・・」
「普段の利用の延長で、作業してるのを見学するぐらいなら要らないよ」
「わーい」

→というわけで、5月の実施日を土木事務所から教えていただくことができ、メンテナンスの様子を覗きに行く!ということになりました。(シュール!)

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【あさがやPICNICプレ企画】
定期清掃の際に噴水(人工池)の水を全部抜くらしい!ということで、作業の邪魔にならないように水を抜いたところを覗き込んで、「ほお〜〜〜」とか「へえ〜〜〜〜」とかいうだけの会です。シュールな楽しみにご理解のある方のみご参加ください。

<「噴水広場の池の水ぜんぶ抜く!」を見るだけの会>
日時:5月8日(水)9:00-10:00
場所:阿佐ケ谷駅南口噴水広場
集合場所:噴水広場で一番背の高いアケボノスギの前
参加無料 ︎
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徐々にあらわになる噴水の底・・・を覗き込む実行委員メンバー

実行委員会のメンバーは、出勤前だったり在宅勤務の休憩時間などを利用して駅前に集合。SNSの告知をみてわざわざ電車に乗って見にきてくださった(マニアックな趣味の)方もおり。

噴水の配管とライトアップの照明機材。メッシュのところが排水口、つまり「池の底」。

底に溜まっていたのは多くがアケボノスギの実。松ぼっくりみたいなやつ。タバコの吸い殻が少々。鳩の羽。意外にゴミのポイ捨ては少ない模様。(寒い季節は水辺にいる人も少ないとおもうので、季節によって変化もあるのかも。)
作業中は多少、有機物っぽい(つまりドブ的な)においもありますが、定期メンテナンスをしているだけあってヘドロの類はほぼ無し。
その代わり生き物もほとんど見えませんでした。ヤゴぐらいはいるかなと思いましたが、目を凝らしても見つけられず。夏になったら見つかるかも。

清掃をしていらした業者さんも、作業のことをいろいろ教えてくださって。噴水の機械は「使っていない」のではなくて「壊れている」らしいw なので水が循環しないため定期メンテが必要になっているようです。秋〜冬は月1回、初夏〜秋は月2回作業が入るらしい。結構頻度高い!ありがとうございます。

シュールな会すぎて、どうなることかとおもいましたが、おもったより面白かったですw

まちのけんきゅう(実験と検証)

阿佐ヶ谷のまちづくり(都市整備)において、この南口広場の形が変わる計画は今のところありません。ただまあ、「使いこなす工夫」はもう少しできそうだなあと思っています。

■噴水部分をつかった「あそび」を考える会
■噴水部分(または噴水とトイレと喫煙所)に限って「ピンポイント改修」のアイディアコンテストをしてみる
など、わりとできそうなことあると思います。

あさがやPICNICは「まちをけんきゅうし、新しい使い方を実験する!」というのも大事にしている隠れテーマのひとつ。まだまだ「けんきゅう」を進めたいと思います。


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