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【イベントレポート】つながり促進プログラム 公開講座03「課題整理・解決のためのグラフィックレコーディング入門」

 “みんなごと”のまちづくり推進事業では、これまでも市民のみなさまから「京都がもっとよくなる」「もっと住みやすくなる」まちづくりの取組提案を募集し、「まちづくり・お宝バンク」に登録・公開するとともに、提案の実現に向けたサポートなどを行ってきました。
 今年度は、まちづくり団体、NPO、企業、行政、大学関係者等の異なるセクターのさまざまな主体が、共通のゴールを掲げ、お互いの強みを出し合いながら地域課題の解決を目指すための実践的なプログラム「Xsector Kyoto」を実施。協創に必用な考えやスキルを学ぶ公開講座を開催しています。

【開催時の様子】
◯アイスブレイク
3人組を作り、1人がスライドに写された図を見て、あとの2人に口頭のみで伝えます。2人は言葉で伝えられた情報を元に、スライドの図を想像しながら描いていきました。

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◯ゲストの稲垣さんのご紹介
普段は会社員として勤められる稲垣さん。社内でグラレコを使用されることも多く、文字だけでは伝わらなかったこともグラレコを使うことで、より相手に響く提案になることも多いと言います。社外のイベントでも数多くグラレコをされており、これまでの、みんなごとのまちづくり推進事業の講座でも多数お願いしてきました。

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◯参加者の事前アンケートを大きく分けた6つのテーマを元にした質疑応答タイム
<テーマ>
・なぜ可視化してるの?
・GR(グラフィックレコーディング)と課題解決
・聴き取り上手になる方法って?
・どうやって整理したらいいの?
・何からはじめたらいい?
・描く人の頭の中

イラストを使いながら解説され、心から入ってくる内容に、参加者もワクワクしながら聞き入っていました。

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◯実際に描いてみよう!即興でグラフィックレコーディングに挑戦。
後半は、実際に描いてみる時間です。各テーブルに配られたA3の紙に様々な表情、吹き出し、矢印から、お金や「ボトムアップ」といった抽象的なものまで描いていきます。稲垣さんの手拍子に合わせてテンポ良く、とにかく描くことが大事だと伝えられていました。
さらに難易度を上げ、3人1組となって、1人の悩みをグラレコしていきます。その人のモヤモヤを見える化出来ることもグラレコの大きなメリットのようです。

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【参加者からの感想】
「まとめ方のタイプがあると分かったのがおもしろかった(感情、情報整理など)何を残したいのかで、タイプを選んで良いのかと分かったので、会議の目的に合わせてやってみたいと思った。」

「同じ話に対して、異なる要素を意識してグラレコを何回か取組み違いをみること」

「話しながら描くのはムリですが、聞きながらは出来そう。練習したい!!」

「自分のモヤモヤ、人のモヤモヤを描いてみる!根源や本質はどこかを捉えてみる」

「目的を大事にしようと思います。すぐに描かずに、ためて描く。」

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