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メイド博感想(2022.06.05)

お店屋さんごっこが好きな幼女時代でした
当時は一人っ子だったこともあって、どんな遊びも1人2役
なぜかお店屋さんごっこをすると店主になりきって、
お店に商品を並べる所で散々楽しんで満足してしまい、
お客さん役のことはすっかり忘れ。
お客さんを迎える前にお片付けという名の店じまいをしていました

大人になっても本質的に変わらなかったのがよくわかるこの写真
開場時点で「お疲れさまでした!」(満面の笑み)

私は目標厨です。ブライアン・トレーシーが愛読書なくらい。
目標のない人生なんて退屈で考えられません。
やりたいことに向かって目標を立てて、全部やりたい!(ヨクバリス)
中には難しいこともあるけれど、達成感がたまらないので。

去年の目標が小説を書くこと、なかなか浮かばなかったのに、年末に1年を振り返り、新年の目標を考えながらスタジオ撮影した写真を眺めていたらショートストーリーを書き上げられて滑り込みで目標達成。
会社でプロジェクトの報奨金をもらったタイミングでもあり、ご褒美に印刷しちゃうぞ!と作るのを決めたのがこの写真集でした。

ちょうどそのころメイド博の告知を目にして、「メイドオンリーですって!?」と。これが引き寄せの法則…!とそれまで信じていなかったし、なんとなくうすら寒い気さえしていたものを突然良いものに感じました。

ゆなまるさんの「サークル側から見る景色もいいよ~」という一言。
それから、ずっと覚えてた夏処せんせのサークル出展の漫画。
そのあたりが一気につながって、勢いでサークル出展まで申し込んだ次第です。

私は趣味に第三者を介在させるのが得意ではありません。
「○○需要ある?」「誰か一人でも見て喜んでくれるなら」とTLでよく見かけますが、誰かのために頑張れる人はすごいと思います。一番モテたかった学生時代でさえダイエットができなかったのに、着たい衣装ができたら10Kg落とせる、自分のためにしか頑張れないOLです。

それでもブースに来ていただいて、手に取ってもらうことがこんなに嬉しいなんて!

自分でも驚きました。
誰かに手に取ってもらいたい、世界観を分かち合いたい、そんな動機の写真集ではありませんが、飛び上がるほど嬉しい経験でした。
今も、感想をいただいてはその度舞い上がり、仕事まではかどります。
趣味に第三者を持ち込むのは苦手だったはずなのに、不思議なものです。

それでも、誰もブースを訪れない時間も幸せで充実していました。
好きなように作ったお店で、巨大パネルを眺めて写真集を読んで。
「誰もが通り過ぎていく」そんな時間も堪らなかったです。

私はアドラーが好きなのですが、ずっと理解しがたかった「共同体感覚」を感じられたからだと思っています。
クラシカルなメイドさんから武装メイドまで、誰の価値観も損なうことなく尊重し合って、直接交流したり、物を購入しあわなくたって、そのイベントの一部としてただ同じ会場でそれぞれの好きを形にして楽しんでいる。
その感覚はとても心地よいものでした。

今回やってみて、サークル出展ってお金を多めに出して入手する特典付き先行入場だなと感じます。先に入れて、好きなように飾れる居場所をもらえて、お世話になった撮影者さんにサークル通行証を渡して招待できる。醍醐味だと思います。

あとがきにも書きましたが、改めて、このような体験に繋がる素敵な写真を撮ってくださったcesiさん、様々な形で背中を押して下さった皆様、会場でお会いできた皆様、写真集をお迎えしてくださった皆様、ありがとうございました!


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