滝崎武光:キーエンス財団、未来あかるい投資のかたち。将来を担う若者を育てるために

こんにちは!

今日はキーエンス創始者の滝崎武光さん焦点をあてて記事をかきました。

滝崎さんは2018年にキーエンス財団を立ち上げ、若者の育成にむけた給付型奨学金の財団を立ち上げられました。

奨学金といえば日本学生支援機構(JASSO)などがまずアタマに浮かびます。給付型の奨学金と聞くと私なんかは冷や汗が止まりません。。。💦

JASSOの給付型の審査はまずかなり厳しいと聞いていたからです。

大学生の生活費が年々上昇していくなか、どれだけの大学生の生活を救えることか。また、月8万の奨学金を定員の500人に満額支給したとして、年間4億8千万を若者に投資しているという数字に震えました。

なぜそこまで、社会に貢献することができるのか。また、なんで貢献しようと思ったのかに興味が湧きました。

大学生の経済的な状況について(平成30年資料をもとに)


学生生活につかう、お金と時間について、学生生活調査は興味深い結果を出しています。

年間の学生生活費うち20%は自費

学生生活費とは、学費と学生生活費含まれている数字です。平成28年から比較して、平成30年には1.6%増額しています。

学生生活費を方法は仕送り、奨学金、アルバイト収入の3つが主となっていますが、2年前から、学生生活費に対する奨学金と仕送りの割合が減少していることがわかります。学生たちは、年間の学生生活費(平均)191万のうち38万円(約20%)は自費で賄っている状態です。

まあまあ、2割なら。。。🙄

平成30年度学生生活調査結果「Ⅱ.調査結果の概要」(2pp)より

一日14時間を学生生活を支えるために使っている

約8時間を大学ですごし、予・復習に1~2時間部活・サークルに1~2時間学校から家の往復移動を仮に2時間(※参考にしているのは小~高校生ですが💦)として合計約10時間は学業に従事してそれにプラスαでアルバイト1~4時間をこなしている状態です。

平成30年度学生生活調査結果「9.週間生活平均時間」(15pp)より

こう見ると、学生ってハードワーカー!😳

学生生活を支えるために使われる時間の28%がバイトという現状。これを全部将来のための準備のために使えれば、かなり加速するはずです✨

キーエンス財団

財団の目的

この法人は、学業優秀かつ品行方正な学生に対し奨学金給付による経済的な支援を行い、もって社会に貢献する人材の育成に寄与することを目的とする。
(1)学生に対する奨学金の給付
(2)その他目的を達成するために必要な事業


東京の最低賃金は久しぶりに1000円台に載ったそう。ということは、8万円の支給が受けられれば、本来はバイトで稼がなければならなかった月80時間を学生は買うことができます。
よって、年間4億8千万の投資によって、将来有望な人材が社会に増えていくのは明らかなように思います。

さいごに

代表理事となられた滝崎武光さんは財団の代表理事ご挨拶で下のようにおっしゃっています。

これからの世の中は目まぐるしく変化するものと思われます。技術革新や急速なグローバル化の中で、日本の将来をしっかりと見据えて牽引してくれるのは、未来を担う若者です。


大学進学後、自らの夢や目標をしっかりと持ち、その実現に向かって日々努力を重ねる学生の皆さんが数多く存在することを改めて認識いたしました。日本の将来を考えると非常に心強いことだと思うとともに、頑張っている数多くの在学生の皆さんを何らかの形で応援したいとの思いを強く持つようになり、返済の必要のない応援給付金による経済的支援を行うことにいたしました。


いうのは易しいけれど、実際に年間約5億を投資されているのを知ると、、、本当に若者の将来を後押ししたいという願いが見えてくる気がします😊✨

わたしも、こんなお金の使い方したい💛


キーエンス財団について気になった方はこちら

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参考


キーエンス財団パンフレット


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