シューカツは何を学ばせてくれる?――3年生の2月、期待を込めて。
いよいよ「就活本格化」の時期が迫る。そう、3月1日は情報解禁日。私たちの就活は、ここからが正念場である。
そんな重要な局面で、自分が「何を考え」「どう行動するのか」記録しておこうと思う。
1.はじめに
1.現状
就活の本番はこれからだというのに、現時点(2024年2月21日)ですでに就活が鬱でしかない。企業研究をし、インターンシップに参加し、webテスト勉強をして、ESを準備する毎日。
特にインターンシップのグループワークなんて、辛いどころの話ではない。まず自己紹介が気まずい。謎に強力なファシリパワーを発揮する奴が現れるし(助かりはするが、役割にステータスを感じている模様なのがイヤ)。笑えもしないコントだ。嗚呼、馬鹿馬鹿しい。
一方でESやテスト勉強、企業研究はほぼ個人作業。「(長期戦で病まないように)ひとりになるな」と言われても、長期休みはどうしたって一人の時間が増える。実際、私は寝ている時間以外ほぼずっと部屋にこもって、パソコンとにらめっこしている。
おかげで右目の視力は著しく低下した。生活にメリハリがなく、食生活も乱れに乱れている。このままではきっと、色々モタなくなる。
っとまぁこんな苦境を、”望むような社会人ライフ(※社会人になりたいわけでは決してない)を得るために”乗り越えなければならないのか…と暗くなる日々。
2.ギャップ
正直、こうなるはずではなかった。こんなに自分が「the就活☆」をするとは思っていなかった。
これは夏季休業期間中の私の叫び。なんとかなると楽観的に捉えていたのもあるし、王道レールに乗ることに抵抗があったのもある。
田舎に逃げ、「就活に違和感があって…」という趣旨の話を聞いてもらい
「うんうん就活なんて頑張らなくて良いよ」の言葉をもらうことによって、安心する。その繰り返し。
それだのに、いつの間にか就活の波に吞まれていた。夏以降、説明会やインターンシップ、懇談会、面談など、やりたくもないのにソコソコな量のスケジュールを入れてきた。
それは、心が負けたからだ。「王道の就活なんかしてやらない」と決意をしていたはずが、何もしないことから来る漠然とした不安の蓄積によって、あっという間に揺らいでしまった。日々、「なに就活しちゃってんの自分w」の気持ち。
2.これからのこと
1.自分を知る
では、就活とは本当に辛く嫌なことでしかないのだろうか?もっと心を楽にする方法はないのだろうか?
自分が物事に嫌悪感を抱くとき、具体的に何に対してその感情を抱くのか、正直その正体がわかっていない。就活についても同様。とにかく就活は嫌。
そんな私を救ってくれる言葉。卒業生訪問で初めてお会いした方や、先に社会に出た尊敬する先輩方にお話を伺うと、時々こうおっしゃってくれる人がいる。その言葉に出会うとちょっぴり、私の心は楽になる。
ということは、私が抱えている嫌悪感の対象は就活ではなくて、その先にある社会(への不安)なのかもしれない。知らんけど。
でも今は別に、何が嫌なのかをはっきりさせたいわけではない。
21歳の私は、どう社会に踊らされて、何を考えて、行動するのか。目の前のタスクや、漠然とした嫌悪感にばかり囚われてしまいがちだけれど、だからこそ、この機会にちゃんと自分に向き合いたい。
就活はあくまで人生の通過点。自分にそう言い聞かせて。
2.反面教師
私にはもう一つ大事にしたいことがある。それは、"就活を終えた後に残るもの"だ。それは自分に対して残るものでも、後輩に対して残せるものでも。
某SNSや就活応援サイトなどでは、よく既卒者(というか就活を終えた者)が現役大学生に向けて発信するメッセージが掲載されている。そして本当によくあるのが、
就活でそんなことしか学べなかったのか?
そんなことしか言えないのか?
と情けない気持ちになる。就活から逆算した学生生活も、悪くは無いのだろう。とも思うけれど、そんな面白くない話あるだろうか。私だったら、そんな社会に従順な人間になりたくない。
就活をしている今でも、これまでのあらゆる行いを「ガクチカ」という題名で放たなければならないことに違和感がある。
だから自分が就活を終える時には、もっとマシなことが言えるようになっていたい。
3.あとがき
この投稿が下書きに入っていたから、少し書き足して時差投稿。2/21当時の気持ちを上書きしないよう、未完成の部分を加えるだけにした。
"本当の"今(3/12 4:06)、絶賛毎日ESに頭を悩ませ、webテストを受験者、OG訪問をし、面談対策をし…。一歩も家を出ない生活で、危うく病みそうである。卒論もやりたいのに、1個6時間はかかるESを毎日3個くらい書いているので、うん。進んでない。
そんな生活をしてたらあっという間に3月中旬。いっそこのペースで一年終わって欲しい(就活を終えたいだけで卒論はやりたい)。
でも、大変な時ほど人の温かみを感じて、時々こういう時期があってもいいなとも思う。志望先の社員に繋いでくれる親戚や、突然の連絡にも快く応えてくれる大学の先輩、卒論と就活で詰んでいる私の話を、会って聞いてくれる友達。
もう少しだけ、頑張ってみようかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?