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美容師の採用 本気で考えてみた

どうも豆知識くんです。お店運営の悩み解決策を考えていきます。
2回目の配信は『美容師の採用』についてです。多くの美容経営者様が悩まれていた課題でしたのでテーマにしてみました!!!!
私はこれまで、採用・マーケティング・経営企画などを経験してきました。美容室の運営については直接関わったことはありませんが、問題の本質を紐解き私なりの改善策を考えてみましたので共有します。
※あくまで私の考えであり、必勝法ではありません


なぜ美容師の採用が難しいのか整理・分析

結論、美容室(所)増えすぎ!!!!!!!!!なんです。
ちなみに直近の専門学校卒業数は下記で、全然増えてないんです。
美容科卒業生は1万5771人、前年度比264人増

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つまり美容師になりたい人は全然増えてないけど、美容室は約7万店ぐらい増えているという事実です。なぜか?????

『雇われ美容師は儲からねえんだよ!!!!!!!!』
そんな声が聞こえてきそうです。

平均年収:約260万円
平均月収:約21万円
平均賞与:約58万円
引用元 美容師のお給料が安いってホント!?役職別に給料・年収の実態を知ろう!

そしてオーナーは儲かっている現状。。。。。
これではフリーランス美容師、業務委託美容師になるのも当たり前。


給与以上の経験を積めるサロンかどうか?(本質はココ)

1,採用に困っているオーナー
2,給与が低く困っている従業員

ではなぜ今日現在で安月給で働く美容師が少なからずいるのか?
”時間”を支払って、”経験”という対価を得たいからだと思います。
ここを理解せずに、採用出来ないだけを切り抜いても採用は絶対に出来るはずがありません。また年老いたオーナー、将来のある若手美容師 の構図から見ても将来のある若手美容師が経験を得られる見込みのないサロンを選ぶでしょうか?普通は選びませんよね?ではどうすれば良いか。。。
(採用で悩むオーナーが若手の”経験の対価”を払えてない可能性の視点)


改善アプローチ一覧

・経営運営に関する、ムダをすべて無くすことで若手の給与を上げる
・ITの積極導入を進めることで若手を美容業にのみ集中させる
・アシスタント制を廃止し、若手が望む経験を積ませる仕組みをつくる
・売り上げに応じた給与体系に変更する (固定給の廃止・時給の廃止)
・サロン経営内容をオープンにし、学ばせ・体験するスキームをつくる
・オーナー自身の収入を減らし、若手の給料を増やす
・若手独立を大前提に、若手が出ていくための登竜門的なサロンになる
・独立に失敗したオーナーのカムバック採用制度を導入
・同じ課題を持つ複数サロンと提携し、若手のインターン制度導入(魅力UP)
・都会からのUターン採用 (住居手当・住みやすさを押し出す)
・LBGT(性的少数者)の方の受け入れを構築 

思いつくままに挙げると上記のような施策を導入するのが良いかと思います
難しいものや現実的ではないものがあるかと思いますが、
他サロンと違いがない状態で、採用HPの刷新や求人媒体への掲載は焼石に水なので絶対にやめてください。また採用が出来たとしてもすぐ退職する未来が見えています。(人材会社だけが儲かりますね、、、) 

参考になる記事として下記がありました!
ヘアサロン業界の革新者 カカクコムの創業者にして現「アルバム」代表の槙野光昭氏は何を目指しているのか?

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身近な採用マーケティング戦法

身も蓋もない話が多かったので、今日から実践できる方法をご紹介します。
それは、今いる従業員に『なんでうちのサロンで働いているのか?』理由を問うことです。それを行うことで従業員がサロンに求めていること、また現状不満に思うことなどが見えてきます。その結果を元にしてサロンの採用をきっかけにして経営面の改善をしていくことが、結果採用を良くすることに繋がるかと思います!!!
美容室サロンの皆様の成功を願っております。
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