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ときどき無性に渋谷系

渋谷系またはシブヤ系(しぶやけい)、もしくは渋谷系サウンドとは、東京都の渋谷(渋谷区宇田川町界隈)を発信地として1990年代に流行した日本のポピュラー音楽(J-POP)のジャンル、ムーブメント。1990年代中期から後期にかけて栄えたファッションスタイルを指すこともある。

渋谷系は1990年代後半に絶頂期を迎えた後、主要なミュージシャンが他ジャンルへと移行したことで衰退していった。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中学から高校にかけて、よく聴いていたのはいわゆる渋谷系と呼ばれる音楽だった。
当時は(今も・・)音楽のジャンル分けには疎く、自分がどういう部類の音楽を聴いているのかはあまりよく分かっていなかった。
渋谷系を聴いていたということも、後になってから知ったほどである。

その渋谷系音楽の中でも、私はchocolat(ショコラ)というシンガーが大好きだった。
(彼女がこの分類に入るのかどうかは定かではないが、カジヒデキなど渋谷系と呼ばれたアーティストが楽曲提供していたのでたぶん合っているはず)
chocolatはモデルで歌手という肩書き。
モデルとしてのchocolatよりさきに、歌手として彼女のことを知った。
ラジオから「ブルーでハッピーがいい」が流れて、気になってアーティスト名をメモしたことがきっかけ。

ポップでキャッチーなメロディに、彼女の飾り気のない、真っすぐで素直な歌声がすごく聴き心地が良くて、一聴惚れしてしまった。
現在も夫である片寄明人と「chocolat&Akito」として活動中で、今でもその歌声は私の憧れ。

そして何よりお洒落!!
さすがはモデル出身。
今も昔もずーーーーっとお洒落!
彼女のヘアスタイルを真似してベリーショートにしていた時期もあったが
私がやると猿みたいにしかならなかったので、悲しくなってやめた。。

chocolatをきっかけに、彼女の音楽に関わりあるアーティストの楽曲も聴くようになっていった。
カジヒデキもその中のひとり。
映画「デトロイト・メタル・シティ」の中で、主人公の根岸くんが歌っているのはカジヒデキの曲。

もうメタル曲との対比のさせ方が秀逸で大笑いしてしまった。
話は逸れたが、彼の作るポップなメロディや歌詞の言葉選びとか、どれもが心躍らせてくれるので好き。
そして時々無性に聞きたくなる。

今これを書きながら、久しぶりにchocolatやカジヒデキなど渋谷系音楽を聴きたくなった。
昔はCDが手元にないとなかなか聴けなかったが、現在はYouTubeとかSpotifyとかなんでもあるから
聴きたいときに聴きたい曲をすぐ聴けるというのはありがたいなぁと思う今日この頃。
(それがアーティストにとって良いかどうかはまた別問題のようだが・・。)

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