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もういくつ寝ると

鈴の音が通り過ぎると、新年の足音が聞えてくる。
シャンシャンキラキラした洋装の世界を、一夜で和装に変えてしまう日本は
律儀というか真面目というか、性というか。
他の国ではきっと見られないであろうこの風物詩を、なんだか愛おしく感じる。

クリスマスからお正月へ衣替えした街をみながら、『今年はどんな年だったかなぁ…』と回想する。
スマホの写真フォルダをスクロールしながら、あれは今年の出来事か?いや、もう去年になるのか?!、とか。
10年前を昨日のことのように語れる大人になってしまったので、『最近』のことのほうがあいまいだ。

昨年はオンラインの音楽活動が中心だったが、今年はリアルの活動も徐々に増え、コロナの収束を実感した。
SNS通じて知り合った方とお会いする機会もあり、リアルとオンラインに引いていた境界線を少し薄くできたような気がした。
仕事もプライベートも『初めて』な出来事があって、それなりに充実した日々を送っていたように思う。

もういくつ寝た先には、新しい年。
これといった目標はないが、やりたいと思うことは一つある。
それができるかどうかは、自分の行動力次第。
がんばれるかな、どうかな。
いや、がんばろう、かな。

答え合わせはまた、一年後。

#日記
#エッセイ
#散文
#日々の徒然
#思い想うこと

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