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私が変えたい社会の事

写真なんですけど、これ8年前の私のお薬手帳です。
引かれるかな~って思ってたんですけど、決意。
この量を寝る前に一度に飲んでました。
 
見て分かる人は分かると思いますが
ほとんどが精神安定剤。
金銭的にも頼る人が居ないから
こんなに大量の薬を飲みながら
必死に仕事をしてました。
 
 
 
21歳の時、
なんとなく自分の心の波に
社会的な違和感を感じて
軽い気持ちで行った
メンタルクリニック。
その時処方された抗うつ剤が
すごく気持ちよかったのを鮮明に憶えている。
 
初診から5年。
最初は1錠だった抗うつ剤が
気がつけば1回17錠になっていた。
 
生活に支障が無いわけない。
薬への精神的依存が酷く、
薬が無くなってしまった場合への不安から
遠くへ行けなくなっていた。
 
手の震えは止まらず、顔色は悪い。
ご飯を食べる時、震えが止まらなくて、
コップの水がこぼれたり、
フォークや箸から、食べ物が落ちる。
 
いつしか人前でご飯を食べる事が
とても苦痛で仕方なくなっていた。
だから、拒食症という自分を作って、
「私食べるの苦手なんです」
って事にした。
 
 
気がつけば体重も30キロ台だった。
 
 
こんな自分を好きだと言ってくれる人が
たまらなく大好きで
付き合っていた人からのDVも耐えた。
 
 
毎日蹴られていて気がつけば膝に水がたまっていた。
体にアザも出来ていた。
この時の仕事は知的障がい者施設の支援員で
利用者さんから噛まれたり殴られたりとか
日常的に結構あって、
彼には仕事で出来た怪我って事にしてたな。
 
 
今思うと馬鹿だなって思う。 
でも生きるのに必死だった。
認められたい。
愛されたい。
その一心だった。
 
 
今では薬をすべてやめた。
 
2年半前、
自分の心と真正面から向き合って
「私は私を生きる!」
そう決めた時から減薬を進めて、
ある程度減った頃、
妊娠したんです。

そして、娘の妊娠を機に薬をすべてやめました。
 
2018年5月31日妊娠が発覚
2018年6月1日断薬
ちょうど2年が経ちました。
 
私はすごくすごく
元気です。
そして自分を生きています。
 
 
 
私が今思うのは
世の中から
「精神疾患」
そして
「精神安定剤」
を無くしたいという気持ち。
 
そして、もっともっと、
自分を知って、
自分を生きて行ける人を増やしたい! 
 
そう思って活動しています。

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