VO.15タネから始まる物語-12「自立とは?①」
嵐も無事乗り越えました。
緊急対処として、大きな箱を被せて雨風を防ぎ、
おかげさまで被害は無く済んだようです。
今回は、この嵐から免れようと急遽防御しました。
茎が折れてダメになるかもしれない、、、そう思い、ある意味で不安に襲われました。不安というのはとても不快です。結果的には被害を免れましたが、このような苦痛や恐怖、不安などの思いは二度としたくありません。
周りには、この嵐で折れてしまったりでボロボロのもの、見事に自力で耐え抜いたものとがあります。
何とか乗り越えて、ホッとしました。
今回はすぐ対処出来ましたが、
いつもそういうワケにはいきません。
またいつこのような嵐が来るかわかりせん。もしかしたら1年や2年後くらいかもしれませんし、あと数時間後に来るかもしれません。しかも今回より強い暴風雨かもしれません。
何か手立てはないものでしょうか。
その時はその時。もし折れてしまったらそれも仕方ない。この植物の底力を信じるしかない。
と、何の対策もせず、現状維持で精神論で行こうか?
これは個人的には好きではありません。なんだかんだ理屈捏ねて、周囲に流されて生きているだけで、生きている意味を感じないからです。
であれば、こんな嵐でも耐えきる強い根、強い茎に成長すればいいかもしれません。
それとも、嵐が来た時に、自動で防御出来る装置を設置する???
んんー、これはちょっと現実的ではありません。
1つの植物のために、大掛かりすぎます。
ならば、やはりこの植物単体の力で、耐える力を付ける!
これを「自立」と言うのでしょうか?
もしかしたら大寒波が来るかもしれません。寒さに耐えられるのでしょうか。
であれば、寒さに耐えられるような鍛え方もしておく必要がありそうです。
これも「自立」のために必要でしょうか?
なんかしっくりきません。
何か大切なことを間違えている気がします。
もう一度、もう少しだけ考察することにします。
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