VO.14タネから始まる物語11「今まず何をすべきか?」
物凄い嵐です。
ここまで順調にきていたのに、茎が今にも折れそうなくらい撓(シナ)ってます。
周りの植物の中には、折れてしまったものもあります。
「想定外の事態です」
なんて、そんなワケないですね。
想定してなきゃ、あまりにも脳みそ働かなさせ過ぎです。
とはいえ、人間いざとならないとなかなか動けないもんですが。
こんな暴風雨のように、外部環境によって身も心もすり減らすことやダメージを受けることはあるものです。
何も悪いことをしてないのに、何でだよ!
と言いたくなったりすることもあります。
何事もなく平和に安心して暮らしたいだけなのに、と考えてしまうのは仕方ありません。
もし、暴風雨のような自然のことではなく、人為的なものであったとしたら、その人間に怒りの矛先を向けることが出来ます。
自然相手では天に向かって怒りをぶつけても、どうにもなりません。
人為的災害、自然災害、
時に、両者、どっちなのか意見が対立することもあります。自然災害だけどそもそもの要因は人為的なものだ、とか。
なんて、言ってる場合ではありません。
それはさて置き、このまま放っておけば折れてしまいそうなので、早急な対処をします!
お釈迦様の御言葉で、こんな逸話があります。有名な「毒矢の喩え」です。
ざっくりかいつまんでご紹介すると
「毒矢に射られた人がいて、誰がやったとか、どんな弓だとか、そんなこと考える前に、まずその毒矢を抜け」
ってことです。
じゃないと毒が回って死んじゃいます。
猛烈な雨風にさらされていたら、まずすぐ対処しなきゃ、です。
ってことで、何かで覆ってみます!
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