VO.13タネから始まる物語⑩「可能性」
ワサーッとなってきました!
ボウボウと葉っぱやツルが育ち始めました!
急成長です。
周りには、いろいろな植物があります。
綺麗な花も咲いてます。
あの花は綺麗だけど小さいな。自分の方が立派だ。
あの雑草みたいなのは、自分のを成長させるには土の栄養取られるから邪魔だな、、、
周りに似たようなモノが存在するだけで、比較対象の目で見たり、自分のために周りの何の関係のないものを排除する。
なんかこんなことは、人間関係でも日常的に、当たり前に起こっているように感じます。
生きとし生けるものすべてが幸せに!
と理想に従っていたら、雑草処理は出来ません。
雑草だって生きている。
いや、他に、邪魔にならないところに移す、という手もありますが、少しの範囲ならそれも出来るでしょうが、広範囲だとそうもいきません。
弱いものが犠牲になる。
弱肉強食
これは仕方のない事、なのでしょうか。
我々人間は普通に豚や鳥や牛も食べてます。
美味しく。
命をいただいている。
何かの命は何かの犠牲の上に成り立っている。
じゃあ、一切犠牲なく、他の命を奪う事なく社会を回せるか?と考えたら、そうもいきません。増え過ぎた何かは、生態系を崩し、より多くの犠牲を生みます。
「調和」
この世の中、それぞれに微妙な調和を取りながら成り立っています。
光があれば影が出来る。
これも調和です。
逆に言えば、
悪いことばかり起こる、
自分ばかり不幸な目に合う、
そう思いたくても、そんなハズはないということです。
ちょっと話が大きくなった感がありますが、それぞれの個体は、そんな全体の中の一部分であり、その個体も一つ一つの臓器や細胞で出来ていて、その細胞も小さな小さな原子から出来ていて、現代で確認されている最小単位が素粒子です。
今度は絞り込み過ぎて話が大きくなってしまいました。
目の前の自分の見聞きしている、知覚している部分がいかに狭い部分のことかわかります。
まだ自分の知らない世界、それを「可能性」と呼ぶんだと思います。
可能性は無限大
です。
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