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1歩、踏み出したくて

君よりも圧倒的に大人なあの人と、久々に電話をした。


君のことを忘れたくて、色んな男の人と遊んでたんだよ、正直。わたしってゴミみたいな男を寄せつけてしまう何かがあって、彼女持ちとか、体目的とか、そういう人ばっかりだったの。寄せ付けてるのか、私がそういう人物にさせてるのかは分からないんだけど。

挙句の果てには、彼女がいる高校時代の部活の後輩と飲みに行ったら帰り際にキスされて。わたしたち、3年間も必死に練習してきたんだよ。お互い信頼できる後輩先輩かと思っていたのに、結局こうなってしまうんだな、って。こんなもんか、人生。恐ろしい。


そう、でね、そんな中で、気になってる人と電話したの。私のことを大切に思っててくれてる人。話してるとそれが伝わってきて、なんか急に涙が止まらなくなってしまって、貴重な時間をいただいているというのに涙がとまらなくなってしまって。落ち着く、安心する声ってありますよね。まんまそれなんだよなあ。ボロボロだ。


あとは、トラウマも大きくて。どうしても自分に自信がないからどうせ捨てられると思ってるし、すぐ冷められると思ってる。どうせそういう展開になるくらいならそもそも繋がらない方が良いな、と思う。恋愛依存症のくせに、恋愛なんてするもんじゃないと思っている。恋愛なんて、人を狂わせるからね。



私も好きになりたい。好きになれるかな。

悔しくて、その人以外の男性を全員切ってしまった。勢いだった。こんなに一途に考えてくれてる、私のことを良いなって思ってくれているのに、私は色んな人に対して同時並行で何してんだろって。同時並行とか、そんな器用なこと出来ないし、一人一人に対して深い感情を抱いてしまうから圧倒的に向いていない。朝起きて考えてみたらそんなもんだろって思ってたけど、昨日の夜のわたしはやっぱり嫌になってしまって、全員切ったよ。


もう君以外を、早く、好きになりたい。
私の事夢中にさせてよ。

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