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4日目 入国ナミビア



トントン、肩を叩かれる。目を覚ますと「降りるよ」と一声。何事かと思い外に出る。


国境だ。


知らぬ間にかなり寝ていたようで時刻は午前4時30分。

入国審査はアフリカンタイムで進む。3時間半。皆が待ちくたびれた頃にバスは再出発した。


ナミビアに入ってから、景色が変わらない。約10時間同じ景色。最後のフロンティアとは経済に限ったものでもないらしい。



午後7時。予定より4時間遅れ、計25時間のバス旅が終わった。

そろそろ日が沈む。夜のアフリカをバックパックと共に歩くことを勇気ある行為だとは思えないため、ウーバーを開く。


機能しない。

ナミビアはウーバーがないらしい。

流石にまずいぞこれは。隣にいたドイツ人も全く同じ理由で焦っていた。聞くにステイ先が同じらしい。近くにいたおばちゃんにタクシーを呼んでもらい何とかゲストハウスに辿り着いた。人の優しさに助けられてばかりだ。

次回 ウィンドフックという町

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