踏み出す勇気の先にあるもの
やると決めて、進む。
ただそれだけのことなのに、とても怖い。
進むと決めたとたんに、色んな茶々が入る。
それってめっちゃあるあるだと思う。
「まだ小さい子供がいるんだから」「そんなのうまくいくわけない」「お金がかかる」などなど。
「今のままでも、まぁいいか」って思う自分もいる。そうやって、何度もコンフォートゾーンに戻って、あー、あっちへ行ってみたい。そんな風に思う。
一度きりの人生。何のために生まれてきた?
あの時挑戦すればよかったって、死ぬときに後悔しない?
やっぱり進む。
そう、一度決めたら、もう戻れない。
ほんとの心は分かっているから。
母親にとって、チャレンジはかなり勇気のいるものだと思う。
だからチャレンジは一歩ずつ
できそうなことから、してみる。
わたしの場合、まず、イベントの出店からスタートした。
憧れの人が主催のイベントに出させてもらって、すごく勉強になったし、繋がりもできた。
当時はまだ子供がうんと小さかったから、ほんとに大変で、今思えばどうやってやってたんだろ?ってほど。
作ったお菓子がまるまる残ることもあった。
なんで売れなかったんだろ?
みんなはどんなふうにしてる?
そうやって、試行錯誤しながらやっていたけど、子育てや仕事もあって、亀の歩みだった。
子供がいるから、仕事があるから、周りの目が気になるから…
できない理由なんて、簡単に山ほど見つかる。
でも、やっぱりやりたい。
その気持ちがおのずと湧いてくる。
それが何なのか?
お菓子作り?何がしたいの?
自分と向き合うことをやめないで、今の自分にできることをしようと、去年から、夫が建てた手作りの小屋で、仕事のオフシーズンをねらって不定期で喫茶をはじめた。
毎回、不安におしつぶされそうで、やっぱりやるなんて言わなければよかった、と何度も思った。
でも、毎回、来てくれた人に喜んでもらえると、やってよかった!楽しい!もっとやりたい!って思う。
そうやって、不安をかかえながらも一歩踏み出して、「大丈夫、一歩進めた!」って、それを繰り返せば進めそう。
進んだ先には、そこでしか気付けないことが待っている。
怖いのはみんな一緒。
子供をほったらかしにするわけじゃない。
「お母さんのこと応援してくれる?」
子供の愛はきっと、わたしが思う以上に深い。
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