「いきなりステーキ」でライスを食べたくなる理由
肉を喰わせろ!!
一度、職場の先輩に連れて行ってもらってから、時々どうしようもなく食べたくなるようになってしまったんです。
みんな大好き、いきなりステーキ。
「草食系男子」という言葉は僕のために作られたの?というくらい草食系男子な僕でさえ、「ああ、もうダメだ、肉を、俺に肉を喰わせろ!!」という欲望が湧き上がる。
おそろしい。
しかも、自宅の近くにあるんですよ。なぜか。
吉野家とか松屋とかすき家、謎のパブしかない、この町に。
当然ながらお店は大盛況。マーケティングは大成功です。すごい。
ライスを頼みたくなる
ちなみに、僕はカスタマーリサーチの仕事をしているので、お客さんがどういう心理で行動するのかというのに興味があります。
いきなりステーキの注文方式って、サイドメニュー(ライスセットなど)を頼みたくなる仕組みなのかなってちょっと思ったんですね。
そうすれば、原価率は高いけど、サイドメニューで利益を得ることができます。
ラーメン屋さんの餃子やドリンク、居酒屋さんのお通しのような形で。
肉が僕の席に来るまで
いきなりステーキでお肉が運ばれてくるまでの順番は、
①店に入って、席に通される
②メニューを見せられ、サイドメニューを注文する
③カット場(肉を目の前で切る場所)まで行き、肉の種類とグラム数を伝える
④シェフが肉をカットし、グラム数を確認する
⑤席に戻って、肉が来るのを待つ
という感じです。
モテる男と同じ手法だ!
きっと、肉を注文する前に席でサイドメニューを注文するのがミソなんです。
たぶん、席で肉とサイドメニューを同時に注文するとなると、合計金額を見て「ライスセットはいらないかな」っていう気持ちになる可能性が高い。
でも、肉を注文する前に「まずはサイドメニューを注文してください」っていう状況になると、「ライスも食べたいな」って僕は自然と思いました。
ライスも頼むことが前提、当たり前になっているような錯覚というか。むしろ、ライスを頼まないと、なんだか損する気持ちにすらなる。
あれですよ、モテる男がよく使う、「俺とデート行くの当然だよね、で、何食べに行く?」みたいなやつ。そんなのあったっけ。
別にサイドメニューをなるべく頼ませたかったわけではなく、どちらかというと「目の前で肉をカットする」ために上記の順番になったのだと思うのですが、心に引っかかるものがあったので書いてみました。
読んでいただき、ありがとうございました!
ちなみに今日の昼はモスバーガーでした(うまいですよね)
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