病気の履歴?

自分の履歴が流行ってる。僕も書きたくなった。と言っても病気の記憶

小学六年終わり頃
胸が突然苦しくなる(といった感じの記述が当時の日記にあるのを発見したのはここ何年か前)
数十年後の症状に酷似
その後、この記憶はほぼなく、日記見返す数十年後まで忘れてた、しかし大事な症状

60近くなって、不整脈見つかる
自分で脈が変なリズムなのに気付く。まるで
♪線路は続くよ♪の、タラッタラッタターンタ
みたいな脈を聞いて気付く
やたら息が切れていた

心臓手術2回受け、1年以上かけて不整脈回復(カテーテルを太股から入れて徐々に心臓まで長旅させて、心臓の壁を一部軽く焼く、カテーテルアブレーションなる手法。開胸しないため負担少なく、1週間弱で歩いて退院)

まれに一過性の不整脈、まだ出現する。一瞬止まった脈が、1拍だけ溜息ついて止まり、またドギュッと動く。医師は問題ないという。イヤだけどね。

この時は正真正銘の死の恐怖の縮小コピーを感覚する(当たり前だ。一瞬とは言え心臓止まるんだから。)

そして、そして、そうこの恐怖が、、長らく僕を苦しめ続けた不安発作の症状そのもの、正しく若い時から、ずっと繰り返しこれが起きてきたとはっきり自覚する。(50歳をとうに過ぎていた)

話は前後するが、僕は十代の頃から不安発作にしばしば見舞われ、寝ていて突如「世界の破綻が今すぐ来る確信」の恐怖に襲われ、床をバタ狂い周りわめき散らす症状に見舞われ続けてきた。

これに対して数十年間、抗不安薬を処方されてきた。
この不安は鬱症状とも絡まり、長い休職を幾度も経験。抗うつ剤の治療も続いた

読者お察しの通り、不安な気分を押さえたって、心臓が止まりかけて死の恐怖に襲われてんだから、気分だけ薬で不安取り除いても、心臓は治らなかったわけだ。

心臓手術を受け、不整脈が回復して、本当に鬱も不安も消滅した。だって心臓動くから。

これで医者を責めても、現代医学は循環器科と精神科は完全に別部門だからどうしようもないんだよ。

誰も不安発作を起こす若者に、24時間心電図を装着させるアイデアなど持つ時代ではなかった。
気が狂ったとしか!私も含め誰も思いもしなかった。または、根性が足りんとかなんとか、お定まりの「知ったかぶり精神論」を持ち出す家族や職場。知りもせんで心のせいにしてくれてきたなあ💢

心臓が止まりかけての恐怖だったのだよ!何が根性だ?!バカめ。

2拍や3拍、心臓は休んでも、この通り人は簡単には死にはしない。死の恐怖は本物で、しばしば精神疾患と混同される。しかし内臓疾患が潜んでいないか、専門医でも見つけられないものがあることに留意されたい。心臓の他にも色々あるだろう。

僕も確かに心電図の異常は長いこと指摘されていた。しかし精密検査を何度受けても、その時は不整脈は出なかったんだよ。心臓専門の大病院の副院長も太鼓判を押して、準備運動なしからの、全力ダッシュ50m!いつやっても良いとすら断言した。
しかし夜中、医師も私も気付かぬ時に、それは一瞬沸き起こって、心の病めいたものと間違われ続けてきたんだ。
医学で分かる事は、命の営みのほんのごく一部。わからないままのことはたくさんあり、患者は悩み続けている。医師を責めても何も得られないのだよ。
(またいつか推敲する)

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