TOPIX見直しが東証再編の成否を握る？？

今月7日、日本取引所グループが
TOPIX（東証株価指数）見直しに伴う【段階的ウエイト低減銘柄】493銘柄を公表しました。
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そもそもみなさん！
TOPIXってなに？って聞かれて
答えられる方はいらっしゃいますか？？

TOPIXとは
旧東証一部上場全銘柄の時価総額を指数化したものです。
なので、旧東証一部に上場していた企業は自動的に指数に組み入れられているということです。

日本の個人投資家は日経平均株価を意識しがちですが、外国人投資家や機関投資家はTOPIXを意識しています。

今回の東証市場再編に伴いTOPIXの見直しが行われます。
フィデリティ投信の井川智洋ヘッド・オブ・エンゲージメント兼ポートフォリオ・マネージャーは「新TOPIXをうまく組成できるかどうかで今回の市場構造改革の成否が決まってくる」といいます。

流通時価総額100億円未満の企業について
段階的ウエイト低減銘柄（TOPIX除外対象銘柄）として
段階的に構成比率が引き下がっていきます。
そして、最終的に…
2025年1月に構成銘柄から完全に除外されます。
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今回公表された493銘柄
流通時価総額が100億円未満で旧東証一部のプライム上場企業、スタンダード上場企業ということです。
こうしたプライム上場企業の場合は、そもそも上場基準が未達で、かつ、経過措置がかかっていますので、クリアできなければ、TOPIXの除外はおろか、上場廃止となってしまいます。

具体的な企業を挙げてみましょう！‼️
▪️アルトナー
▪️ピエトロ
▪️かどや製油
▪️高千穂交易
▪️力の源HD（一風堂）
▪️三菱製紙
▪️サインポスト
▪️住友精密工業
▪️名村造船所
▪️島根銀行
▪️じもとHD
▪️サンヨーホームズ
▪️はるやまHD
▪️ライトオン
▪️パリミキHD
▪️三陽商会
▪️トップカルチャー（蔦屋書店）
▪️Olympicグループ
▪️千葉興業銀行
▪️長野銀行
▪️東北銀行
▪️富山銀行
▪️光世証券
▪️マネーパートナーズ
▪️ブックオフHD
▪️日本BS放送
▪️白洋舎
▪️大庄　など他493銘柄。

なんと！
一風堂、ライトオン、蔦屋、ブックオフ、居酒屋大庄など
みなさんも利用するであろうところが
TOPIX除外対象銘柄に指定されてしまったわけです。

そうした企業は早急に、
流通時価総額の引き上げ、増配、株主優待、自社株買いといった株主還元、投資家向けの広報活動（IR）をしっかり行っていく必要があります。

これで日本企業は変わるのでしょうか。
ミモノです💹‼️
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