2023年同人振り返り
この記事はOtaku Social（おたそ～）Advent Calendar 2023 24日目の記事です。
今年も残すところあと数日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
年末恒例となりました同人振り返りになります。
また、この記事は日ごろから大変お世話になっておりますオタク・マニア向けFediverseを運営されているOtaku Social主催のアドベントカレンダー用記事でもあります。
ちなみに私はおたそーさん内のMisskeyサーバー『まにあきー』におります。
毎度のことになりますが、内容の話はあまりしませんが全て二次創作同人誌であり、成人向けBL同人誌（今回は女体化もアリ）メインとなりますので苦手な方はご注意ください。
まず今年１月～５月までに出した同人誌まとめはこちらをご覧ください。
主催アンソロジー
2023/9発行
A5/360ページ
表紙：スターアートボード19.5kg＋オフセット4ｃ＋エンボスニス
表23：紺1ｃ
本文：栄光コミック紙（オフセット1ｃ）
遊び紙：色上質 90kg アマリリス（前後）
特殊装丁：フランス製本
印刷所：株式会社栄光
セット：デコボコサンバセット＋オプション
表紙絵：おひや様 表23絵：わたし
タイトルロゴデザイン：たにやまや様
ノベルティ：クリアしおり（おたクラブ）
不織布バッグ（グラフィック）
自ジャンルのモブ視点からの作品を集めたアンソロジーを主催しました。
本当にたくさんの方に集まっていただき過去一ぶ厚い本になりました。
アンソロ主催は過去にも何度かやっているんですが、今回はとにかくぶ厚くなるのがわかっていたので早め早めに準備して挑みました。
ぶ厚い本作るならいつかやってみたいと思っていたフランス製本が出来て本当に嬉しいです。本当はフランス製本＋小口染めがやりたかったんですが諸々の事情から断念。小口染めはいつか絶対やる。
お預かりした表紙絵がとにかく素敵だったので、表紙絵に合わせてロゴをデザインしていただきました。
保存性を考えると（フランス製本なので余計に）PPは必須、でも何か変わったことをしたいと思いエンボスニス。結果触っても楽しい本になったので大満足です。
本文は栄光さんオリジナルの栄光コミック紙。
ページ数が多いので軽くて柔らかいのが大前提です。これで上質紙だったら会場頒布中腰をやらかしてただろうと思う……。
なお今回は初めて小説参加の方からはテキストデータをお預かりし、すべての小説ページの組版を揃えるというやり方をさせていただきました。見栄えが良いし、なにより自分で本を出したことのない方でも参加しやすくできたかなと思っています。
当然組版して校正をお願いしてという作業が発生するため原稿締め切りはかなり早いタイミングとさせていただきましたが無事発行できてほっとしています。
実はこちらのアンソロ、増刷しております。
想像していたよりずっと手に取っていただけてありがたい限りですが財布が悲鳴を上げるのでアンソロ企画している方は増刷にならないように少し多めに刷った方が良いよ！！！
ちなみに栄光さん、ホームページのオプション一覧にはフランス製本は載っていないのですがとにかく印刷会社かたっぱしから見積もりをお願いする中で「オプション一覧にないけど出来たりしませんか？」と問い合わせたらできるよーとのことだったので栄光さんに決めました。
栄光さんといえばつい先日パンクしそう！！とSOS出されていて大きな話題となりましたが近年リアルイベント復活＋コロナ過で撤退された印刷所や下請け会社多数＋赤ブーオンリー～冬コミ～冬インテの繁忙期で本当に各印刷所の皆様が大変そう……。
女体化蔵内がクリスマスに神田とエッチする本
2023/12発行
B6/40ページ
表紙：ジパングインカゴールド＋白印刷＋デジオフ4ｃ
本文：コミックペーパーホワイト（1ｃ）
遊び紙：クロマティコレッド（前）
印刷所：おたクラブ
セット：無線綴じセット
使用フォント：小塚明朝＋リュウミン
ザ・クリスマスのエロ本です！
ジパングインカゴールドは以前イラスト本でも使ったんですがぎらっぎらの金で最高です。表１はリボン部分のみ白版を抜いているためここだけ紙の金が出ています。
遊び紙のクロマティコは大好きな紙。この発色のトレペ、頼むから無くならないでほしい。
本自体がペラペラなので本文用紙は嵩高狙いのコミック紙。今回は１段組にしてみました。１段の方が読みやすい気がする…。
今年出した同人誌は以上です！
お世話になりました印刷所様、デザイナーさんのリンク↓
色々なSNSに登録してみた
今年はメインにしていたTwitterが本当に色々あって使いづらくなったので、いっそSNSの拠点を変えよう！と思い色々登録しました。
くるっぷやFediverseに関してはこちらの記事をどうぞ。
それ以外だと、現在ThreadsとBlueskyとタイッツーにアカウントがあります。
Threads
ThreadsはInstagramなどを展開するmetaが開発したSNSです。
企業が進出してきたり、最近ではFediverseと連携できるようになってきたりとかなり今後に期待です。
ただInstagram連動が大前提なので、オタク層との親和性はあんまり高くないのかも……。
最近やっとハッシュタグが使えるようになりました。
Bluesky
旧Twitterを解雇されたエンジニア達が立ち上げたらしいですが真偽の程は知りません。最近にわかに注目されています。
ここで注意が必要なんですが、実はBlueskyはまだ正規版ではなくベータ版であり、現在登録している人たちはモニターです。それをわかってないと「Blueskyはアレもコレも出来ないからダメ」って言いだしちゃうんですよね…。
個人的な使用感としては、かなり黎明期のTwitter感があります。懐かしい…ってなった。今のところアカウントを非公開にしたりなど出来ませんがかなり使い勝手良いな～と思います。Twitter感を求めるならここが一番近いですが、繰り返しますがまだ開発途中ですので出来ない事も多いし隠れられないのでその点理解して使いながら機能が増えていくのを楽しみにしたいと思います。
現在招待制となっていますが今後どうなるんだろう…フルオープンになるより招待制のままの方が治安が保たれるような気もする。
タイッツー
Twitterに対するジョークかと思いきやしっかり使えてしっかり開発も進みしっかりユーザーを確保しているタイッツー。最近ついにリプライ出来るようになったみたいです。
Twitter感は高めだし気軽に使える、グローバルに投稿することも、あえてグローバルにしないこともできる。画像も隠せるし鍵垢っぽい仕様にもできる。ただしすけべにはちょっと厳しめなので利用規約はちゃんと確認しよう！
色々な企業がコラボしたり、と面白い発展の仕方をしているので見ていて飽きないですが、開発者とタイッツーのノリについていけないと苦手かもしれない。良くも悪くもフレンドリーな空間。
webオンリーを主催してみた
女体化が好きすぎて自ジャンル女体化webオンリーを12/23～24に主催しました。ちなみにこの記事は絶賛オンリー開催中に書いています。
女体化って所謂特殊性癖ジャンルじゃないですか。好きな人は好きだし苦手な人はかなり拒否感があるっていう。なので通常のオフラインイベントやジャンルオンリーで女体化作品を見かける機会って実はそんなに多くなくて（これはジャンルによると思います）
だったら気兼ねなく本を出したり作品を展示出来る女体化オンリーがあればいいじゃないか！と思い立ち実行に移しました。
会場として選んだのはピクリエさんです。
pictSPACEさんの方が主流でしたが、色々思うところありそちらを避けてピクリエにしました。今思えばかなりファインセーブだった気がする…。
イベント告知用にXのアカウントのほかにFediverseにもアカウントが欲しくて（これは私が既にSNSのメインをFediverseに移していたので）、でもイベント告知アカウントを個人運営のFediverseサーバーで取得して良いものか…と悩んでいたところまさにおたそーさんがぴったりのサーバーを提供してくださっていたのでこちらでアカウントを取得しました。
「お一人様サーバーを建てるまではいかないけど、告知できる場所が欲しい...」そんな方向けの告知用サーバー「CircleEvents」です。
閲覧のみのアカウント作成も歓迎です！
流れる色々な告知を見て、新しいジャンルや世界を開拓してみませんか？
オンリーの告知用アカウントを取るのに最適すぎる…ありがとうございます本当に助かりました。ドライブ容量も10GBも貰える！
イベント告知から約9か月、計46サークルさんに参加いただき無事イベント開催、終了することができました。
ご参加下さった皆さんほんとうにありがとうございました！！！！
AI生成イラストにハマった
正直これが一番予想外でした。
最初は仕事の一環として調べて触ってみて、とやっていたんですが文章でイラストが生成されていくのが面白くてのめり込んでいます。
この記事を見てくださっている方は殆どが同人活動されている方だと思いますし、特にそういった方々には拒絶反応のある方もいらっしゃると思うのですが新たな趣味のひとつとして扉を開いた感があって楽しいです。
コミュニティも大きく広がって出会いもたくさんあったのが本当に充実していました。
最後に
今年はTwitterから離れたり、アンソロを出したり、イベントを主催したりとかなり目まぐるしい一年になりました。
特に一番大きかったのは、Fediverseに本拠地を移したことかなーという気がします。一気に自分の視野が広がった感がありました。
来年は３月、５月、８月にイベント参加を予定しています。５月には再録本も出したいので更にまたたくさん同人誌出すぞー！の気持ちです。
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