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写真からBIM・VR内見で使える建築材料・素材3DCGオブジェクトを作成する | BIMデーター制作

こんにちは、建築設計やインテリアデザインにおいて、3DCGは重要な役割を果たしています。しかし、複雑な形状や質感を持つ建築材料・素材を3DCGで表現するのは、高度な技術と時間を必要とします。そこで今回は、写真から建築材料・素材を3DCGオブジェクトに変換する方法を紹介します。

写真から3DCGオブジェクトへの変換

1 写真撮影
高解像度で正面から撮影する。
照明はフラットで、影が入らないように注意
素材の模様やテクスチャがきちんと写します。

2 Blenderでテクスチャ作成
写真をBlenderに取り込み、平面に配置する。
UVマッピングで、写真とオブジェクトの形状を一致させる。
必要にあわせて、色補正やマテリアル設定、ソリッドの処理を行う。

3 ノーマルマップ作成
写真からノーマルマップを生成するフリーソフトを使う
ノーマルマップの強度を調節して、立体感を出します。

リアリティを上げるポイント

高解像度のテクスチャ: 高解像度のテクスチャは、素材の細部まで表現することができます。
ノーマルマップ: ノーマルマップは、素材の凹凸を表現することができます。
マテリアル設定: 光沢や反射などのマテリアル設定を調整することで、素材の質感をよりリアルに表現することができます。

実例: レンガ

このレンガの3DCGオブジェクトは、写真からテクスチャとノーマルマップを作成して、Blenderでモデリングしました。高解像度のテクスチャとノーマルマップを使用することで、レンガの質感や凹凸感をリアルに表現しています。


レンガ

まとめ

写真からBIMやVR内見用の建築材料・素材3DCGオブジェクトに変換することで、設計やデザインの効率化、プレゼンテーションの質向上など、さまざまなメリットを得ることができます。今回紹介した方法を参考に、ぜひ建築表現に3DCGを活用してみてください。



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