![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139337732/rectangle_large_type_2_eab9da574a1e7e5efc061f7da9d9ec09.jpg?width=1200)
「スマホの奴隷をやめたくて」レビュー。スマホなしの生活を想像できますか?
スマホ依存をやめたくて、関連するトピックの本や動画を探しはじめた。
そこで目に留まったのが、忍足みかんさんの
である。
なんとも今の自分にぴったりの題名。
今の自分はスマホに「支配されている」=「奴隷になっている」感がある。
即購入して読んでみた。
スマホ以前を知っている世代の話。
ガラケーから始まり、その後スマホが導入され、周りに同調するためにスマホを購入、その後スマホ中毒になり、ガラケーに変更するまでの話が赤裸々に書かれている。
この赤裸々な話、文章力、本人の決断力や勇気に感動した。
私もこの本を読んでガラケーにしたくなった。
何でもかんでもSNSに投稿してるわけではないが、この本のタイトルのように、今の自分はスマホの奴隷みたいである。
依存や中毒から抜け出すには、中毒になってるものを目の前から取り除くのが1番だ。
今までいらないアプリを削除したりはしたが、つい必要になるとインストールしたり、スマホ自体が気になったりする。
スマホは既に日常生活での存在感が大きすぎて、切っても切れない関係になってしまった。
その依存や中毒をやめるには、スマホから脱却する、つまりガラケーにしてみるのが1番なのだとは思う。
ガラケーにした後の筆者の生活に心を打たれた。
手紙を書く。
DVDをお金を払って借りる。確かに良いコンテンツにお金を払うのは理にかなっている。
カメラを別に買って、現像する。
スマホが現れる前の生活を忘れてかけていたが、確かにこうやって生活していたのだと急に懐かしくなった。
子供の頃文通が大好きだった。
今でも家族の誕生日には手書きでカードを書いている。
たまにはそんな手書きの機会を増やしてもいいんじゃないか。
スマホのカメラは便利すぎて、すぐにパシャパシャ写真を撮ってしまうが、そこまで大量に写真を撮らずに、大事な瞬間だけ収めるのでいいのではないか。
そうは思うものの、なかなか昔に戻るのは難しい。
それをちゃんと実践している忍足さんはすごい。
自分はここまでできる自信はない。
でも「スマホなしの生活」と聞いて憧れる。
その後も、スマホからガラケーにした人の素晴らしい体験談を、もっと聞くことになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?