「ワーママ」と名乗るのはもうやめよう
今まで「ワーママ」という言葉を普通に使っていたけれど、最近この言葉に違和感を感じています。
きっかけは、いつもフォローしていた漫画家さんのコラムや、ママさんが書いた本。
「ワーママという言葉が好きじゃない」
と書いていて、その理由が知りたく読み進めていました。
結論としては、
「ワーママ」
っていうことは、
働いている女性をわざわざ違う名前で呼ぶ=働いていない女性が普通(土台)
という前提で作られた言葉なのではないかということです。
個人的にこれを見て感じたのは、いわゆる
「イクメン」
という言葉と同じような位置付けなのではないかと。
男性は仕事をしていて、育児にあまり参加しない。
だから育児に積極的に参加していると、それを特別視され、イクメンと呼ばれる。
私は「イクメン」という言葉が嫌いです。というか昔から違和感を感じています。
もちろん色々な意見があると思いますが、私は育児はパートナーと対等な立場で行うべきであると思うからです。
男性が育児に参加するだけで、特別視されるのは間違っている。
アメリカにはそもそも「イクメン」という言葉がない。
よく考えたら、これは「ワーママ」にも同じことが言えるのではないでしょうか。
仕事をする女性をわざわざ特別視する必要はない。
むしろ「ワーママ」という言葉を使わなくても
女性も仕事をしているのが普通になって欲しいし
仕事をしていなくても
仕事をしていても
「ママ」は「ママ」である。
なので、これからはわざわざ
「ワーママ」と名乗るのをやめよう。
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