歌がうまくなる心得【ボイトレ】
「歌が上手になりたいんですけど、どうしたらなれますか?」
ボイトレをしている、と名乗ると大半の人がそのように質問してくださいます。
それは
「野球がうまくなりたいんですけど、どうしたらなれますか?」
というのと一緒で、コツがわかったからすぐうまくなれる!というものではないんです。
歌う時には、日常生活とは違った様々な筋肉を使います。はい、筋肉です。
声帯の周りの筋肉、首の筋肉、表情の筋肉、身体の筋肉・・・・いっぱい使います。
なので、練習を積み重ねて、何度も何度もその筋肉を「ああでもない。こうでもない。」と練習していくことで
脳の中に、正しい筋肉の使い方が記憶されます。
なので、まずは練習あるのみ!!!
なんですよね。
歌は本気で練習すると1時間でも結構きついんです。はい。私はバテバテになります。
すごく楽だと思われがちですが、普段使わない筋肉さんを使って、そして息を数ミリという単位で息をコントロールして
そんな風にするのは、身体的にも脳的にも実はすごくがんばってくれているんです。
なので、歌はスポーツと一緒だと、私はいつも言っています。
とはいえ、がむしゃらに練習すればうまくなる!わけでもなく。
きちんとしたコツがあるわけです。うまくなるための。
そのコツをきちんと理解した上で練習すると、筋肉も運動学習していきます。
そして、歌はイメージ力がとって大切です。身体のイメージもそうですし、声のイメージもそう、曲の言葉のイメージも。想像力や感受性なんかもとっても大切。
なので、日常生活でどんな風に過ごしているかというのは、歌にも直結します。
歌い手の心が声になって、人の心に届く。目には見えませんが、音の中にはそんな情報がたくさん詰まっています。
コツを知るだけでも足りない。
練習するだけでも足りない。
日常生活で心を磨いて、初めて心に届く歌になる。
私も、日々マインドを磨き続けます!
声と歌の教室Sfida https://seigakukyoshitsu-sfida.com/
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