ここ数か月、体調が優れずに、レッスン以外は殆ど引きこもって寝ていた私・・・。 接するのは、家族(夫と愛犬)、レッスンにきてくださる生徒さん。9月に入って2学期スタートしたので学校の子ども達。 しんどくてそれどころではなかったですが・・・ ふと「私は本当に居るのだろうか?」 と思うことがしばしばありました。 誰とも連絡をとらずに、ただひたすら時間が経っていく。 私は・・・どこに存在しているんだろう・・・? とても孤独で不安な日々でした。 以前の投稿でもお話したように
何かの記事で「人はスペースを埋めたくなる」と読んだことがありました。 そういえば・・・・ 引き出しや棚が空いていれば、そこに「物がおける」と思って必要ないものを買っておいてみたり・・・ 無駄に買いだめしたりしています。 スケジュール帳に予定が何もない日があれば、何か予定を入れようとしていまいます。 ということもあり、スペースを空ける練習を半年ほど前から始めています。 まずは断捨離! 今、これは本当に必要なのか?ここ数か月で使ったのか? を基準に、どんどん物を捨てま
人生は選択の連続。 特に大人になれば、選択する自由がたくさん生まれます。 今思えば、その選択の幅の違いが「大人と子ども」の違いなのかもしれません。 30代になるまでは、「全部欲しい」タイプでした。 欲張りなこともあって、あれもしたい!これもしたい!全部手に入れる! というのが、私の流儀でした。 でも、残念ながらすべてが中途半端でした。(今もそうかもしれません) 何をするにも、中途半端。 力量がないのに、「このミュージカル演出したい!」とかやりたいことをやってみるのです
特に歌う時に、自分の中で重きを置いているのが「音楽との距離感」 何じゃそれ? という感じですね。 音楽には様々な側面があります。 現在の日本においては「エンターテイメント」としての要素が多いです。テレビやライブなんかはそうでしょう。今やSNSもそうですね。エンターテイメントとして、音楽もしかり視覚的にも楽しむことができます。 「アート」としてはクラシック音楽がその位置にいるでしょうか。歴史ある偉人達や、現代の作曲家によってつくられた壮大な芸術。社会的背景や文化を反映させ
バランスが大事。 それに気付いたのは30代に入ってからです。 10代、20代はとにかく駆け抜けていきました。 自分の思いや考えは間違っていない!と、妙な自信があったのか、ただのプライドが高い女だったのか・・・諸突猛進。 白か黒しかない世界。 そして自分と反対のものを許容する心も、余裕もなかったのです。 しかし、それによって・・・私は沢山のものを失いました。 得たものもあると思いますが、それ以上に失ったものの方が多かったように思います。 第一に人。 とにかく尖って尖
何かを達成したい時。 例えば、ダイエットや仕事のタスクを、いつまでに達成したい!となった時に、私が一番大切にするのは 「ハード面」です。 やる気を出す!とか、目標を立てる!とか、勿論とっても大切なことなのですが・・・ 私はそれだけでは、なかなか長続きしません・・・。 特にダイエットです。 明日ランニングしよう。とか 明日筋トレしよう。とか そんな決め事は簡単に破られてしまいます。(私だけでしょうか?)気持ちだけでやっていける人もいると思うのですが、私は全くできず・・
私はとにかく食わず嫌いです。 食べ物は勿論ですが、生きていく上でも・・・ 勝手に「これはこうだから私はできないだろう」 「これは苦手そう」「これは難しそう」「これは関係なさそう」など 経験する前から決め込んでしまう傾向があります。 それによって、どれだけの経験という財産を失ってきたのか・・・ 想像すると恐ろしいので想像しません。 最近は、そうすることが損なような気がしてきたので・・・ なるべくチャレンジするようにしています。 ただそれは、いきなりできることではないの
私は合唱指導は23歳の時から本格的にスタートしました。 今年で16年目です。 アマチュアさんの合唱団なので、殆ど(全員?)が私より年齢が上の方々です。最高年齢は100歳!!! 毎週木曜日の練習に参加されています。 コロナが流行する前は、90歳代の方も多く在籍されていました。 80歳代の方も含めて、10名以上はだったように思います。 そんな皆さん、殆どの方が足腰も元気でいらっしゃいます。物忘れもなく、いつでも元気なお声でお話されています。 駐車場に車を停めて扉を開けば、2
人それぞれ「思考癖」というのがあると思います。 「セルフトーク」心の中で、自分と対話をすること(考えること)は1日の中で4万回~6万回していると言われています。 「何食べようかな」「トイレ行きたいな」「寒いな」など、次から次へと自分の心の中で言葉が紡がれていきます。 そのセルフトークには、人それぞれの癖があると私は思っています。 「不安なことを思い浮かべやすい」 「未来のことを思い浮かべやすい」 「楽観的なことを思い浮かべやすい」 など。 私は元々「過去」を見る癖が強
大学を卒業して、第一に感じたのは 「学生がいかに守られていたのか」 ということでした。 社会に出てはじめて知ったことが山ほどありました。 特にお金については「そうなの?!」がありすぎました。 そもそも、国民保険が何ぞや国民年金が何なのか、わかっていませんでした。住民税?何それ・・・ 私が社会に出たのは15年ほど前のことなので、今ほど情報はあふれていませんでした。なので、今思えばどうやってその情報を手に入れていたのだろうか?と不思議ですが・・・ 何せ、自分で立って歩かな
私は以前、音楽とは関係のない仕事に3年程勤めていました。 パートとして1年、社員として2年勤めました。 心のどこかでは「音楽で何かしたい」という気持ちと、「私は音楽家だ」という変なプライドがあって、大学時代の友人が音楽で活動している姿をみると、妬ましい気持ちを持っていました。 そんな私が仕事を辞めて、音楽で社会に貢献したいと思い独立したのは・・・めぐり合わせだと思います。 先ほどもお話したように、私は会社勤めしながらも、心ではずっと葛藤していました。でも「何を」したら
先日、朝起きた時に 「あ、これは喉がやばい」 と感じました。 その日は、2曲ほど歌う日だったので私としては・・・ 「ああ・・・やばいなあ」 という感じでした。 多くの人が、調子が悪い時に 「ささやき声」で話すかと思います。 これは、絶対にやってはいけない!!! と、私は思っています・・・・。 これは、声帯や喉の炎症が起きている部分に対して、過度に息があたってしまうので、よくないのです。 勿論、病院に行けることが望ましいです。 喉の調子が悪いと言っても、どこにどんな事が
世間でよく「プロ」と「アマチュア」と区別される際に 資格があるとか、大学を卒業しているとか、そんな風に区切られることがあるかと思います。 資格があるものに関しては、非常にわかりやすいなと感じます。 一方で、音楽家のように資格がないものの場合、「プロ」と「アマチュア」を何で分けるのか・・・非常に悩ましく感じていました。 というのも、歌は特に老若男女問わず普段から口ずさむこともできますし、明確に「これがいい」というものがあるわけではないと思います。 習っていなくても「あの子
歌う上で欠かせない「腹式呼吸」 みなさんは、どんなイメージをもっていますでしょうか? 多くの人が 「おなかを膨らませる」 「おなかに息を入れる」 というようなイメージがあるようです。 実際に、大学生ですら「腹式呼吸はどこに息入れるの?」の質問に「おなか!」と答える人がいるほどです。 「腹式呼吸」の定義は確実にこれ!と言われていることはないかもしれません。それが故に、字面だけで「おなかに息を入れる」というイメージが生まれます。 同じように「休符」もです。 休むという感じ
2か月ほど前ですが、伊丹市の小西酒造さんの小西社長のお話を聞かせていただきました。 470年ほど続く酒造会社の社長さんなので、一体どんなイケイケな感じの方なのかと思いきや・・・ とても穏やかで、謙虚なお方で驚きました。 ベルギービールに関わるお話、そしてビジネスに関わるお話を聞かせていただいたのですが・・・ そこで感じたのは 「誇りをもって仕事をしていらっしゃる」 ということでした。 「好き」だとか「誇りがある」とか、そんな言葉は一度も出てきませんでしたが、その気持
最近、家族で伊勢志摩に旅行に行ってきました。 私は大の旅行好きで、大学を卒業してすぐもイタリアに1か月ほど。その後も、1人で国内の電車の旅などいく事が多かったです。 昔は、とにかく旅行は詰め込むだけ詰め込むタイプでした。 分刻みでスケジュールを立て、時間の無駄がないように。ここでしかできないことをやりまくる! というのが若かりし頃の私の旅のスタイルでした。 しかし、大人になった今は正反対です。 殆ど予定を入れません(笑) のんびり。ただひたすらのんびり過ごします。 行