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情報を取りにいかないと負ける世界戦

大学を卒業して、第一に感じたのは
「学生がいかに守られていたのか」
ということでした。

社会に出てはじめて知ったことが山ほどありました。
特にお金については「そうなの?!」がありすぎました。

そもそも、国民保険が何ぞや国民年金が何なのか、わかっていませんでした。住民税?何それ・・・

私が社会に出たのは15年ほど前のことなので、今ほど情報はあふれていませんでした。なので、今思えばどうやってその情報を手に入れていたのだろうか?と不思議ですが・・・

何せ、自分で立って歩かないといけない・・・ということの大変さを痛感したのが20代でした。

私が「情報は自分で取りに行かないといけない」と一番感じたのは、結婚をした時と独立した時でした。

結婚した時、新居に移った時に「え!こんな制度があるの?!」と驚きました。
引っ越しの時に手当金みたいなものがもらえることも知りませんでしたし、誰かが教えてくれるとかではなく、何となくネットで調べていたらあった・・・という状況でした。
市区町村によっても違うこともその時に知りましたし、住民税が住む地域によって違うこともその時に初めて知りました。

「制度を知らないばかりに損している」

ということは往々にしてあることだと思います。

そしてまた・・・
行政がだしている文章がわかりにくいったらありゃしない・・・
国のやつは特にわかりにくい・・・・敢えてわかりにくい文章にして、得しないようにしているのではないか?!と思われるくらい・・・

勿論、支払われるお金は我々の税金なので、使わないと損なわけです。

でも、正直・・・そんな事誰も、どこでも、教えてもらえない・・・
なんて意地悪なんだろう・・・と思う。

なので、私は学生さん達には事あるごとに伝えるようにしています。
「国や地方自治体には、沢山為になる制度があるから、よく調べるんだよ」
と。

とは言え、何を調べたらいいのかすらわからなかったりするのですが・・・。

簡単には「結婚 ●●市 助成金」 とか「起業 ●●市 助成金」というような感じで調べることで、情報は出てくるかと思いますので
「何かする時には調べる習慣」
をつけることが大切なのかな、と思います。

それらを知っていると気づくのは・・・

日本は優しい国なんだな、ということでした。

確かに「みんなに周知する」ということはとても難しいことだとは思います。(とはいえ、もっと方法がある気がしますが)でも、その情報さえゲットできれば、沢山の手助けがあることがわかります。

私自身、起業する時までよくわかっていなかった、失業手当のことや住民税の減額など、本当に助けられたなと感じます。そして、事業のことを相談できる無料の窓口があることも初めて知りました。アドバイスを専門家からいただけるなんて、ありがたいです。

自分に何が必要なのか、今何に困っているのか、まずは助けてもらえる制度がないのか?をしっかりと見極める練習が必要だな、と思います。

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