体もメンテナンスしましょ！ マカピーな日々＃0884
マカピーです。
久しぶりに会ったヒラさんと会って驚きました。
確かに事前に歩行困難になったと聞いていましたが、
待ち合わせ場所のベンチからこちらにむかって「よう！」って
手振っているヒラさんのもう一方の手には杖があったのでした。
マカピー：「ありゃりゃ、日常的に杖が必要なの？」
ヒラさん：「うん、昨年から歩行困難になっちゃってね・・・」
マカピー：「動ける？それともここで話しようか？」
ヒラさん：「それほど遠くなけりゃ大丈夫だよ・・・」
とベンチから立ち上がろうとするのです。
ところが、ヒラさんがヨイショって前かがみになって立ち上がろうと数回やっても出来ないのです。
まさかそこまでとは思っていなかったので、マカピーはその様子に「ヤバいぞ！」って感じ、隣に寄り添いました。
マカピー：「ほら、手伝うよ！」
ヒラさん：「うん、ちょっと待って。もう一度態勢を立て直してトライするから・・・」
グッと踏み込んで杖を頼りに立ち上がったヒラさん、ゆっくり立ち上がったのですが、グラッとよろめいたので、マカピーはその肩を抑えて何とか転倒せずに済みました。
マカピー：「危なかったよ。毎回こんな感じなの？」
ヒラさん：「うん、それで仕事を続けられなくて辞めちゃったんだ・・・。でも空港なんかで車椅子に乗せてもらって移動すると、出入国手続きが楽名の知ってた？」
と、相変わらずのんきな事を言ってます！
二人はそこから出て、雨上がりの街を最初はコーヒー店、そして次にはお酒も飲めるお隣のお店をハシゴしながらお互いの情報交換しながら、なんでこんな事になったのか知る事が出来ました。
なんと、ヒラさんは合計7回の新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていたんです。
マカピー：「そりゃ多いでしょう！？マカピーも3回接種して十分だと思っているんだ。それも海外に出るためにやったんだけどね」
ヒラさん：「ボクも海外に行くために打ったんだ。でも地元では入手できるワクチン接種がロシア製の『スプートニク』で4回、でもその後でやっぱり世界的に認められているファイザーを2回、で最後がモデルナ1回だったんだ」
マカピー：「体に人工的な異物であるワクチンを入れすぎじゃない？」
ヒラさん：「ウーン、やっぱりそうかな？ で昨年5月くらいからうまく歩けなくなってきちゃったんだ」
結局その原因は「脊椎管狭窄症」だというのですが、彼自身はCOVID-19 蔓延下でのZoom会議などリモートワークが増えたこと、そもそも肥満体質だったところへ運動量が減ってこんな状態になったのだそうです。
ヒラさん：「ところで見たところ、マカピーは昔とあんまり変わらない雰囲気だね？」
マカピー：「一日8千歩くらいは歩くようにしているし、たんぱく質も取るようにしているんだけどね」
ヒラさん：「ボクも栄養なら十分取っているよ。もっとも体重をもう少し落とした方が良いんだよね(笑)。それからアルコールはひかえろって医者から言われているんだ・・・」
マカピー：「飲んじゃダメだったの？じゃあ飲んでいるビールを辞めて他のジュースにするかい？」
ヒラさん：「ああ、大丈夫。ハードドリンクじゃないしね、2－3杯だったら問題ないんだ！」
それって、ヒラさんだけではないと思うのです。
若い世代と違って、次第に年齢がましてくると健康状態を維持するのには努力が必要ですよね！
それで思い出したのが、カンボジアで一緒に仕事をした建築士の言葉です。
建築士：「建物を作ればその直後からメンテナンスが必要になります」
マカピー：「新築だったら、しばらく不要ではないのですか？」
建築士：「それを説明するには有名な『バスタブ曲線』があります」
マカピー：「バスタブ？」
建築士：「ええ、そうです。バスタブって縁からドボンと下に落ちてますよね。あの急激な落ち込みが『劣化』を表しています！」
マカピー：「そんなに急激に悪化するんですか？」
建築士：「だからメンテナンスが必要なんです。モノは作られた直後から劣化が始まりますからそれ自体を防ぐことはできません。問題はあの落ち込みをいかに緩やかにするかがメンテナンスに求められるものなんです」
マカピー：「それって我々の体もメンテナンスが要るってことですかね？」
建築士：「少なくとも運動するなどして『バスタブ曲線化』しないようにしないといけないでしょうね！」
ウーン、生身の人間も建築物などの人工物もメンテナンスが必要なんだ！
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。更に損傷したら治療が必要ですね！
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