女将の決断 マカピーの日々 #1383
マカピーです。
女将が旅館を閉める事にしました。
マカピーの幼馴染のシゲちゃんが、友達といつもの温泉に言って来ると連絡があったので同級生でもある女将にもよろしくねと伝えていました。
その後の連絡がないのでどうしたのかな?って思い連絡しようと思ったその時にシゲちゃんからの報告がありました。
それはマカピーにとっても衝撃的な内容で「女将が今月旅館を辞める事にした」とのことでした。
え、あの温泉が無くなっちゃうの?!
マカピーにとって女将は経営者の先輩として「一人で頑張ってるなあ」って尊敬する存在だったのです。
女将は中学時代の友達で、亡くなった女将の父親の温泉を引き継いだのです。
そもそも昔からある温泉ではなく、父親が関越自動車道近くの山林との境に掘り当てた温泉でした。
こじんまりとした旅館ですが、女将が同級生だという事もありシゲちゃんに誘われて日本に帰った際に幾人かと一緒に泊まりに行きました。
ちょうどCOVID-19での観光落ち込みを防ぐ?キャンペーンがあったころに行ったらちょうどマカピーの誕生日だったのでシゲちゃんがバースデーケーキを準備してくれていました。
そのケーキにはマカピーと女将の名前が並べて書かれていたのは、マカピーと女将の誕生日は7月で一日違いだったからで、ニクイ演出に嬉しくなりました。
よく覚えていたなあ!
他にはカックン、サシ、フミちゃん、ブーちゃんといつもの同級生ばかりで夜遅くまでお酒を追加して、中学時代の思い出話に花が咲いたのでした。
女将はCOVID-19の影響で、客足が遠のいたので閉館をしようと思ったそうです。
それでも、板さん(コック)への給与が支払えなくなり辞めてもらい、女将が中心となって厨房も切り盛りしていたとの事でした。
COVID-19終息後、やっと人出が回復してきたのですが施設の修繕などの維持費がかさむのだそうです。
今から銀行に、お金を借りて修復してもそれで沢山のお客さんで溢れかえる旅館になる見込みは期待できそうにないとの事で、閉館を決定したらしいです。
女将は独り身であそこまで頑張って来たのは、亡父の思いのこもった旅館を何とか維持したかったからでしょうね。
マカピーはシゲちゃんに「クラウドファンディングでも何でもやってあの温泉を残せないかなあ!」って書いちゃいました。
ゴメン、無理難題を押し付けるような書き方でしたね。
それでも、シゲちゃんの連絡以来、マカピーの脳裏からあの旅館と女将の事が離れないのでした。
マカピーは女将にメイルを書きました。
マカピーもマレーシアで仕事を始め起業の大変さを知り、女将の苦労を知ることになりました。
日本に帰った時にこちらの事を話せればいいなあって思っていたのに、シゲちゃんから閉館されると決断されたと聞き残念です。
これまでお疲れさまでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。孤軍奮闘の女将よく頑張ったね。
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